補整下着「MARUKO」のテレビCMで、惜しげもなく下着姿を披露しているのが、お笑いコンビ相席スタートの山崎ケイ(35)だ。上下白のビキニを着てたるんだ肉体をさらしていた山崎が「MARUKO」の補整下着を着た瞬間に、バストとヒップが持ち上げリ、見事なプロポーションになるというCMだ。



「下着のCMというと、グラビアアイドルやモデルのようなスタイル抜群の女性が出てくるイメージもありますが、MARUKOは補整下着なので、スタイルに悩んでいる一般の女性に近いタレントでないといけない。山崎さんは、まさによくいる“適度なぽっちゃり体形”の女性で、補整下着のポテンシャルを見せるにはバッチリだったといえます。また、補整下着というものは少なからずセックスアピールを増したいという目的で使われるものであって、その点でも普段からセクシャルな発言が多い山崎さんは適任だったといえるでしょう」(広告代理店関係者)

 そんな山崎だが、このところ業界内で評価がうなぎ上りだという。

「2016年のM-1グランプリで決勝に進出したころから、番組出演が急増。その後、大ブレークというほどではないものの、地道に認知度を高めているという状況です。特に山崎ケイは“適度なブス”というキャラクターで、注目されています。
アメトーーク!』(テレビ朝日系)の男女コンビ芸人の回(5月17日放送)では、落ち着いた雰囲気のトークが高評価だったようですね」(テレビ局関係者)

 ここ数年、ブレークしている女性芸人というと、ガンバレルーヤのような体を張るタイプが多い。

「肉体派の女性芸人が多いからこそ、山崎のような知的な芸人にスポットが当たりやすい。また、ブルゾンちえみのように一発屋系ではないというのも、制作サイドとしては期待できるところなんですよ。トークの実力的にも十分だし、それなりに下積みもあるから天狗にもなっていない。ネタもしっかりしているので、今後M-1で優勝するということもありえますし、『今のうちに起用しておきたい』という番組は少なくないと思います」(同)

 知的、下ネタといったキーワードからすると、大久保佳代子とキャラかぶりがありそうだが……。

「大久保さんに比べると、ちょっと上品な感じで、もっと“リアリティがある”イメージですね。
山崎の“実際に2人きりで飲んでいたら、間違いが起きてしまいそう”な雰囲気は視聴者にも十分に伝わっているはず。アラフォー世代の男性ファンも増加中のようですよね」(同)

 一方の、相方・山添寛は、山崎に比べるとかなり地味な印象。番組では、目立っていないこと自体がイジられる機会も多い。

「いわば“じゃない方芸人”として扱われがちな山添ですが、実は結構やんちゃ系の芸人で、派手に遊んでいるといいます。とあるカキタレが『とんでもない変態だった……』とショックを受けていたとの話も聞いたことがあります。テレビ的にどうなんだろうという感じではありますが、山添の裏の顔が笑える形でメディアに出るようになれば、相当面白くなりそうですよ」(お笑い関係者)

 今後、どんな形で相席スタートが売れていくのか。
少々怖い気もするが……。