7月14日放送の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)に明石家さんまが出演し話題となっている。さんまの同局への出演は実に34年ぶり。

平均視聴率は13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、番組の歴代最高記録となった。

 これを受け、出川の新たな役割に期待する声も上がりそうだ。それが大物タレントの共演に際しての橋渡し役である。

「出川さんは、このところ好感度が急上昇ですが、その魅力はなんといっても老若男女に愛される柔和なキャラクターにあるといえるでしょう。ともすればギスギスしがちな芸能界において、笑顔や天然ボケの要素で人と人をつなげる立場にあるといえます。これは、一定のキャリアがある彼しかできないものでしょう」(放送作家)

 出川は今や、バラエティ番組には欠かせないプレイヤーであるといえよう。当然ながら交流関係も幅広い。

ウッチャンナンチャンとは専門学校時代の共通の友人ですから、実質的な解散状態にあるコンビ共演の橋渡しとなるのは間違いないですね。さらにダウンタウンの番組に出演するほか、とんねるずとも親交があります。特に石橋貴明には同じ野球経験者としてかわいがられています。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の最終回以来、期待される両コンビの共演のクッション役ともなりそうですね。さらにはナインティナイン岡村隆史とは定期的に酒をくみかわす仲であり、とっつきづらいと思われがちな岡村とも対等に話せる人物です。
もちろん若手芸人にも顔が広い。芸能界のあらゆるポジションを自在につなげられる存在だといえます」(同)

 タレント出川哲朗の需要は、これからさらに伸びていきそうだ。
(文=平田宏利)

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