芸能人の留学が大ブームとなっている。

 元・関ジャニ∞渋谷すばるや、Hey! Say! JUMPの岡本圭人、タレントのウエンツ瑛士、モデルのダレノガレ明美、少し前ならお笑いコンビ・ピースの綾部祐二など多くの芸能人が日本を飛び出し、海外で学ぶ決意を表明している。



 そんな風潮に、芸能関係者は「経緯や状況は異なるが、過去にも元アイドルの大島優子、モデルのマリエ、芸人のなかやまきんに君など、当時人気があり、かつ金銭的に余裕のあると思われるタレントが留学をしましたが、帰国後は仕事が激減するという事態に見舞われています。誰かがいなくなっても回っていくのが芸能界。留学で長期休業してしまうと、日本に戻ったときには自分の席はありません。当然、いなくなるときには、育ててもらった所属事務所に迷惑を掛けるだけでなく、レギュラー番組を持っていたり、グループに入っていれば、その分も他人に迷惑がかかる。そういうことを熟考した上で決断しなければいけませんよ」と警鐘を鳴らす。

 また海外での過ごし方にも、注意が必要だという。

「グローバル化社会なので、もはや留学すること自体は珍しいことではありません。そこらへんの高校生、大学生でも、ホームステイなどを一般的に体験する時代です。問題は、外国で何を学ぶかです。ハレンチ画像が流出した女優の香里奈さんのように、日本人が多い留学生コミュニティに入ってワイワイと観光して数カ月から1年間、エンジョイするだけの渡航では意味がありません」(同)

 ただ、渡辺直美のようにアメリカ・ニューヨークにダンス留学し、それがきっかけとなり帰国後、さらなる成功を見せた例もある。留学した芸能人が帰国後にどういった活躍をするのか見ものとなりそうだ。

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