木村拓哉二宮和也が初共演を果たした映画『検察側の罪人』が、興行収入20億円を突破。男女問わず多くの観客が劇場に足を運んでいるようだ。



 映画のレビューサイトでは、役者の演技には“合格点”の声が多いものの、脚本や演出については原作と違う部分も多々あり、賛否の激論が交わされている。

 中でも「唐突」との指摘を受けているのが、検事役の二宮と、その事務官役である吉高由里子とのラブシーンだ。

「劇中では木村との衝突から二宮と吉高が辞職。その後、吉高が二宮の自室を訪れると、彼女のほうから強引にキスして二宮を驚かせる。そしてシーンが変わると、2人が裸でシーツを羽織った状態で寝転がる姿が映し出されます。原作ではそれなりに濃厚なベッドシーンが描かれているのですが、二宮ファンから『絶対にキスやベッドシーンはさせないでください』との要望が殺到していたり、二宮と元フリーアナの伊藤綾子との結婚話が持ち上がっていたこともあってか、ファンを刺激しないような配慮がされたのかもしれません。しかし、映画『蛇にピアス』(2008)で濃厚な全裸濡れ場を披露している吉高には物足りなかったようで、『あんなの濡れ場じゃない!』と憤っていたといいます」(映画ライター)

 しかし、ベッドシーンと呼べるものはまったくなかったにもかかわらず、ネット上がざわついているのには理由があるという。

「シーツを羽織ってトークする2人ですが、横並びではなく頭の向きは真逆。仰向きになり開脚した状態でお互いが相手に足を向けているのです。想像するに、この体勢でフィニッシュするとしたら、吉高が騎乗位か座位で果ててそのまま後ろにのけぞったか、でなければ“松葉崩し”をしていたかしか考えられない。観客からは『どうやったらあんな体勢に? と考えさせられた』『生々しかった』『気持ち悪い』といった感想が聞かれます」(同)

 恋愛感情めいた描写はまったくないまま突拍子もなく始まった二宮と吉高の濡れ場。なくてもいい場面だけにサービスカットのつもりだったのかもしれないが、「笑いが止まらなかった」というコメントが言い得て妙か。

編集部おすすめ