俳優の小栗旬が、2020年公開の映画『ゴジラVSコング(仮)』(ワーナー・ブラザース、レジェンダリー・ピクチャーズ製作)に出演することが報じられ、話題を呼んでいる。レジェンダリーと監督のアダム・ウィンガードは、三池崇史監督の『クローズZERO』『クローズZERO II』や福田雄一監督の『銀魂』での小栗の仕事を高く評価しているとのことで、小栗は映画の中でかなり重要な役どころを演じるという。



「小栗さんにとって念願のハリウッド進出ということで、かなり気合が入っているといいます。来年には妻の山田優さんや子どもたちも伴ってLAに移住するという話も出ており、山田さんも子どもたちの教育にとっていいことだと、大喜びしているとか」(芸能事務所関係者)

 小栗は現在35歳。俳優としてかなり脂が乗ってからのハリウッド進出ということになるが、実はかなりい時からハリウッド映画進出している俳優はいる。

 まずは最近、若手実力派俳優として映画やドラマの主演も増えてきた池松壮亮。池松は2003年、12歳の時にトム・クルーズが主演したハリウッド映画『ラストサムライ』で映画初出演を飾っている。池松は戦場でトム演じる主人公に父親を殺されるも、主人公と一緒に生活するうちに心を通わせる少年を演じ、話題に。
池松とトムは16年のトム来日時に再会を果たしており、トムはその際に、現在も俳優として活躍する池松の成長に大いに喜びながらも「会えて本当にうれしいよ! でも、驚かないよ。あの当時から素晴らしい演技をしていたからね」との賛辞を送っている。

 また、史上最年少のハリウッド映画進出としての快挙を成し遂げたのが芦田愛菜だ。芦田は13年当時、わずか8歳でSF超大作映画『パシフィック・リム』に出演。菊地凛子演じる女性パイロットの幼少時を演じた。ギレルモ・デル・トロ監督は、芦田の演技に対し「天才だ」と絶賛。
「本当は、彼女は50歳くらいなんじゃないかというくらい、賢く、準備が整っているんです」と芦田の堂々たる女優ぶりに敬意を表している。

「芦田さんは現在、朝ドラ『まんぷく』にて、史上最年少の14歳でナレーションを担当するという快挙を成し遂げています。さわやかで清潔感のある芦田さんの語りは大好評で、高視聴率の一助を担っていることは間違いありません。また現在、慶應義塾の中等部に進学していますが、その英語力の高さはバラエティ番組でもお披露目済み。女優業も学業も順調な芦田さんなので、この調子だと10代のうちにまたハリウッド映画に出演することも十分考えられます」(映画配給会社勤務)

 日本の芸能界から世界的な映画スターが誕生するのも、そう遠い未来ではないかもしれない。