11月6日放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)に出演し、ミュージカル女優として大活躍している現状を語った元「EE JUMP」のボーカル・ソニン。ソニンは「EE JUMP」解散後、紆余曲折を経て2003年から女優業に活躍の場を移したところ、ミュージカル女優として大成功。

番組では、現在は3年先までスケジュールが埋まっていることなどを明かし、共演者を驚かせた。

 さらにソニンは、自身の名前をSNSなどでエゴサーチしていることを告白。自身が“消えた人”扱いになっていることに言及し、「裸エプロンのイメージで、『脱いで仕事をしている』とか『夜の仕事をしている』とか。『カレーライスの女』は16年前。そこでイメージが止まっている」と嘆いてみせた。そのほか、番組ではソニンの常人離れしたストイックさを紹介。
自分が倒れたら代役がいないということを鑑み、極力「舞台以外は喉を使わない」といい、タクシーに乗っても筆談で目的地を書いていると明かしていた。

「ソニンさんといえば、ストイックで思いつめやすい性格として有名ですからね」と語るのは芸能事務所関係者。

「EE JUMP解散の時は、パニックになり涙と鼻血が止まらなくなって倒れたことは有名です。ほかにも、テレビ番組の企画で570キロマラソンに挑戦させられて倒れたり、ドミノ6万個を並べるのに失敗して倒れたり。さらに肉体派女優としてムキムキになったり、土佐犬と対決したりと、真面目な性格にかこつけた悪趣味な企画をいろいろやらされています」(同)

 また、2002年には「カレーライスの女」というシングルCDを出しているが、この時のジャケットは裸にエプロンで横乳を強調している、かなりインパクトの激しいものだった。この時の仕事のことは、ミュージカル界では本人の前で話すことはタブーだという。


「バラエティ番組では裸エプロンについてイジられても笑っていますが、今でもエゴサーチして落ち込んでいるくらいですから、本人にとっては相当な黒歴史。いまや売れっ子主演女優のため、いらぬことを言って機嫌を損ねたらいいことなど一つもない。それゆえ、スタッフも共演者も絶対に歌手時代のソニンの話題を本人の前では出しません」(劇場関係者)

 もともとのストイックさや歌のうまさに磨きをかけ、今やミュージカル界の“女帝”となったソニン。それでも人々のイメージに残る“過去の下積み仕事イメージ”を払拭すべく、芸に邁進する彼女に今後も要注目だ。