12月12日に発売されたRADWIMPSのニューアルバム『ANTI ANTI GENERATION』の収録曲「PAPARAZZI~*この物語はフィクションです~」のMVが一部で話題になっている。
くだんのMVは芸能人の私生活を激写するカメラマンに焦点を当てた内容で、カメラマンがボーカルの野田洋次郎をつけ回しているという設定。
またこれに先駆け、6日には野田が自身のInstagramにMVの首吊りシーンの写真を掲載するなどしており、ネット民からは「これはダメだ」「かなり過激なMVだった……視聴に年齢制限あってもいいくらいだわ」「ウワァ~首吊りはキツイよ」など、拒否反応を示す声が続出している。
このMVについて、芸能界ではこんな意見が出ているようだ。
「野田さんなりの声明文みたいなものなんでしょうが、マスコミは静観といった感じでしょうか。野田さんといえば女優の吉高由里子さんと交際していたのが2013~14年ごろ、映画『君の名は。』の主題歌でブレイクしたのが16年。今は18年も終わろうとしてるので『何を今さら……』といった印象が拭えません」(スポーツ紙記者)
確かに、ネットでも「そんなパパラッチに追われるほどの人たち?」「ゲスきのこが歌ってたら面白いのに」など、野田がパパラッチに迷惑を被った印象がさほどないとする声も多く、作り手の思い入れのわりに世間への浸透がイマイチ、というのが現状のようだ。
「野田さんのたまりにたまったフラストレーションがとうとう爆発したのでは?」と指摘するのは音楽事務所関係者だ。
「野田さんといえば今年6月、フジテレビ系のサッカー番組のテーマ曲『HINOMARU』の歌詞に愛国心あふれるワードが多数登場したため、『軍歌っぽい』と炎上しました。批判を受け、野田さんはInstagramで謝罪しましたが、マスコミに“幼稚な愛国心”と言われるなどバッシングを受けており、釈然としない気持ちが残ったのでは?」(同)
SNSで発信するのではなく、今回は楽曲で気持ちを発信した野田。