AbemaTVで配信中の恋愛リアリティー番組『私の年下王子さま Winter Lovers』。12月15日配信の7話から、2.5次元舞台で活躍してきた元“プリンス”、俳優・小越勇輝(24)が参戦し、若手俳優ファン、舞台ファンに大きな衝撃が走った。
“おごたん”ことゆうきは、オトナ女子の王子様になれるのか――!? 彼の恋の行方を見守りつつ、22日に配信された8話をレビュー!
(前回までのレビューはこちらから)
■クール系男子・よね VS リアル王子様・ゆうき
男子メンバーが最低1人は強制リタイアとなる御殿場旅行にやってきた9人の参加者たち。2部屋に分かれてそれぞれ番組執事からの指令もクリアし(7話参照)、その夜のバーベキューでは、最年長のサバサバ女子・とっきー(32)のムチャぶりで、最年少のたくみ(19)が特技のボイパを披露したりして大盛り上がり。
そんな中、気になるオトナ女子を誘いだそうと、前回“匂いを嗅がれなかった”そう(23)とよね(22)が積極的にアピールを開始。「気になる女子が1人に定まったら赤い糸を好きな形に渡してください」という指令のもと、そうは何かと“ピュアな年下”にこだわるまあや(27)にハートマークと矢印をかたどった糸を、よね(22)はとっきーに「love」の文字をかたどった糸をそれぞれ手渡した。
よねととっきーといえば、6話で告った側(よね)とフった側(とっきー)の間柄。よねは最初の2ショットトークで、新メンバーとして再びこの番組に参加を決めたせりな(29)を選んでいたのだが、フられたときの反省を生かし、もっと周りを見てみようと新メンバーの中でも第一印象の良かった彼女を選んだんだとか。
「彼氏にするなら頼れる人であってほしい」というとっきーの言葉から、少しずつ変わろうとし始めたよねに対し、第一印象でゆうきを選んだとっきーは、
「ゆうきくんて、この短い時間の間にすごいいろいろ率先してやってくれたり、本当に人として素敵な人だなって思った」
「よねにもっとしっかりしてほしいなって思ってたのが、そのままそっくりできる人なの」
「性格とか話が合うのかもしれへんなって正直思ってて」
と、正直に今の気持ちを話す。微妙にすれ違ってしまった2人、まったくなんていうタイミングだろう。
「(自分の気持ちを)変えようとしても変えられなかったのかわかんないんだけど……」
そうして「Love」の文字をとっきーに手渡したよね。彼女の気持ちはゆうきから動いたのかどうか……。
翌日。強制リタイア投票の時間が刻々と近づいてくる。
投票までの残された時間、とっきーとゆうきは水族館へ。お互い美術が好きな2人は、水槽の中の金魚をイイ感じに写真に収めたりして楽しんだ後、クラゲを見ながらお話しタイム。
昨夜、よねがとっきーを呼び出したことに、
「何話してたのかなっていうのも気になるし、妬いてた自分はいたかもしれない。なんか、心がモヤモヤしてんな、自分って思った」
と、ちょっとだけスネたような表情を浮かべながら話すゆうき。ほかの女子メンバーには一切興味がない様子で、「気づいたら、とっきーを追ってる。何してんのかな~とか、今笑ってるな~とか」とポツリ。
番組MCの木下優樹菜とゲストの青山テルマもスタジオで見守りながら「えぇ~!」と歓喜の声を上げる。
そうしてゆうきがとっきーに手渡したのは、何層にも重なった立体的なハート。しかも自立式。
「ハートが大きく、強くなっていくために、もっといろんなことを知りたいなとも思ったし、しっかりしてる面だけじゃない無邪気さとか、年上なのにそこ弱いんだみたいなとこも見てみたいな、知りたいなって思って」
「そういうのをどんどん知っていったらハートが重なって、どんどん大きくなっていって……」
そんなゆうきに、「しゃべりがうまいよね~」(テルマ様)「うまい」(ユッキーナ)と、時折何目線なのかわからない親友コンビは大絶賛。
「伝えないとわからんし、よねのほうが一緒にいる時間長いわけだし。思ってることは今伝えようと思いました」
と、最後までかっこよく想いを伝え切ったゆうき。俳優としての彼は、何でもそつなくこなすイメージがあるのだが、やっぱりこれは演技なのだろうか……?■モテモテのゆうき
その後、まさかの展開が訪れる。
よね、とっきー、ゆうきの3角関係に、せりなが割って入ってきた。第一印象ではよねとともにゆうきの名前も挙げていたせりなは、とっきーとの2ショットタイムを終えたばかりのゆうきを呼び出した。
ぎこちない感のある2人の会話。苦虫を噛み潰したようなゆうきの表情がなんとも言えない……。せりなに赤い糸を誰かに渡したのか聞かれ、申し訳なさそうにしつつ、
「でも、(せりなのことを)知ってみたいなっていうのは思ったかな」
とフォローを入れるが、とっきーの時と比べ、やはり距離があるのがまるわかり。ところどころゆうきの表情が強張っていたのがすごくリアルだった。それも含めると、やっぱりとっきーへの気持ちはガチなんだろう。
ちなみにほかのメンバーはというと、まあやは最年少のとっしー(19)、グラドルの天然系女子・りん(28)は同じく最年少のたくみを指名。
強制リタイアを前に、またしてもよねとそうはオトナ女子に選ばれなかった……。■あわや大暴動!? の過激な混浴ミッション
その後、王子の運を試すべく、1人の女子と混浴するチャンスをかけてくじ引きが行われた。まあやをめぐる、そうととっしーが残るというバッチバチの展開を見せつつ、絶好の機会を手にしたのはとっしー。
怖いもの見たさでゆうきに当てて欲しい気持ちもなくはなかったが、そうともあればファンの暴動が起きそうなので、ある意味これでよかったのかもしれない。
裸の付き合いで距離を縮めたとっしーとまあや。まあやはそうととっしー、どちらを選ぶのか……。
よね vs ゆうき、そう vs とっしーの決着は……
最後のアピールタイムを終え、ついにやってきた運命の時間。ライトアップされた教会の前に女子が横に4人並び、その前に男子メンバーが1人ずつやってくる。振り向いたとき、階段の途中に女子が立っていれば残留決定だ。
まずはたくみがりんに選ばれ、残留。
そしてそうが続くが、まあやは一歩も動かず、リタイア決定。
悔しさをにじませつつ、「フられはしたんですけと、それ以上に素敵なオトナ女子たちと触れ合えたのはよかったなと思ってます」と、最後までいいヤツだったそう。個人的に幸せになってほしい人ナンバーワンだ。
そんなそうのライバル・とっしーの元にはもちろん、まあやが。ライバルに勝ち、残留が決定した。
次に現れたのは、よね。登場からどことなく暗い雰囲気が漂っていたが、案の定とっきーはその場に留まり、2人目の強制リタイア決定。
微妙な距離感を保ったまま女子4人と向き合い「人を好きになるって楽しいなって思いました」と涙をにじませるよねと、よねに視線を移すことなく、真っ直ぐ前を向いたまま涙をグッとこらえるとっきー。お互い嫌でも視界に入ってしまうのが余計に切ない。なんでこういう形式にしたのか、スタッフを恨みたい。
そして最後のゆうき。彼を選んだのは、とっきーとせりなの2人だった。
【よね→とっきー←ゆうき】の三角関係から、【とっきー→ゆうき←せりな】の新たな三角関係が始まった。■次回、ゆうきが「押さえられなくなる」!?
着々と王子への歩みを進めるゆうき。初回登場時はそのルックスも相まってかわいらしい部分が目立っていたが、今回は男らしい面が垣間見えてきた。
新たな年下王子3人が登場する次回。予告では「押さえられなくなっちゃった感じ」と意味深発言していただけに、さらに恋愛モードが高まった小越勇輝の“素”の顔が見られるかもしれない。
なお、今回はツッコミが控えめだったテルマ様、今夜配信の9話ではキレッキレのコメントを期待したい。
(文=みんなの推しに幸あれ)