アメリカの人気ユーチューバー、クリス・モンローによるYouTubeチャンネル「PrankInvasion」が、このところ連続して大炎上を起こしている。

 同チャンネルは登録者数が380万人を超える人気で、「Kissing Prank」というタイトルの動画が複数アップされている。



「Prank」は“いたずら”“悪ふざけ”という意味で、「Kissing Prank」は、意訳すれば「いらずらキス」か「ドッキリキス」といったところだろうか。動画では、あれこれ理由をつけていろいろな女性にキスしていくのだが、最初に炎上したのは3月22日にアップした動画。

   タイトルは「実の妹とキスしてみた」で、半分だけ血がつながっているという実妹にキスするというもの。躊躇する妹に「俺を助けてくれよ。YouTube視聴者は見たがっているんだ」と口説き、じゃんけんをして勝つと、そのままキス。

 唇同士が一瞬くっついた途端にすぐ離れたかと思いきや、それで火がついたのか、腕を互いの背中に回して3回連続のディープキス。
現在までに800万ビュー近い視聴回数を記録している。

 とはいえ、さすがにこれには嫌悪感を示す視聴者が多く、4.1万人の高い評価に対して、22万人が低い評価を下している。コメント欄でも「吐き気がする」「いつ俺たちが見たがってると言った?」「これはやらせだよな? 妹っていうのはウソだよな」といった非難の声が多く寄せられている。

 しかしクリスは、こんなことでめげるユーチューバーではなかった。5月4日、さらなる爆弾を投下。今度は実の母親とキスする動画を投稿してきたのである。



 動画では、母親が家事を終えるのを待った後、本人いわく、嫌がる母親を2時間かけて口説き落とすと、ベッドルームのベッドに2人そろって座り、スマホの自撮り撮影を始めた。

 そして、妹の時と同様にじゃんけんをしてクリスが勝つと、母親は目をつぶって唇を突き出す。そして、クリスも唇を突き出して、キス……。

 今回は一瞬キスしただけで、さすがにディープキスはしなかったが、こちらも投稿から半月がたった時点で180万ビューを超える視聴回数となっている。

 彼が投稿する動画はいつもキスが成功していることから、ヤラセではないかという声も多い。今回の妹や母親とのキスも、本当は別人ではないかという希望的観測の声もあるが、いずれにしても、視聴数を上げるためにここまでするユーチューバーには多くの非難の声が上がっている。