SPEED・上原多香子の再婚相手で演出家のコウカズヤ氏が29日、所属していた劇団BuzzFestTheaterから退団処分を受けたと発表した。

 炎上騒動の「責任」として処分を受けたというコウ氏は、自身のTwitterで「この度、私のTwitter上での投稿で、多くの方々に不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます」などと謝罪。

同日、劇団BuzzFestTheaterのアカウントも「本人のSNSでの発言におきまして皆様へ大変ご不快な思いをさせてしまいました事、心よりお詫び申し上げます」と、コウ氏の行動を謝罪した。

 コウ氏は今月中旬、上原の前夫であるET-KING・TENNさんの自殺理由に関する批判コメントが殺到したことをきっかけに、Twitterで暴走。「週刊誌のネットニュースに晒されて、また蚊の大群がウジャウジャ湧いてきました。鬱陶しい。実に鬱陶しい……」とアンチを「蚊」に例え不快感を露わにしたほか、「匿名の方のコメントには、屁でしか返しませんので」と宣言。数百件にわたる批判的なリプライに対し、10時間以上にわたって「ぷー」などと挑発的に返し続けた。


 さらに、「息子さんイジメられてTENNさんのような最期にならないといいですね」との皮肉が投げかけられた際には、「自殺するような子供になったら親の責任」などと対抗。この発言が新たな火種となり、大炎上した。

「BuzzFestTheaterはコウさんが中心となって設立した小さな劇団で、過去の作品全ての脚本と演出を担当していました。3人の所属俳優はそれぞれ有名芸能プロに所属していますから、事実上の解散といえそう」(芸能関係者)

 コウ氏といえば、吉本興業の養成所・大阪NSC出身で、かつてザ・プラン9の浅越ゴエとのコンビ「デモしかし」や、ロッチコカドケンタロウらとのトリオ「ギャルソンズ」として活動。後にワタナベエンターテインメント所属のお笑いグループ・バンド「超新塾」の新塾ドラゴン(後にDRAGONタカヤマに改名)としてデビュー。脱退した2011年まで、日本テレビ系『エンタの神様』やフジテレビ系『爆笑レッドカーペット』をはじめ、数々のお笑い番組に出演していた。


「新塾ドラゴン時代のキャッチフレーズは『天涯孤独の荒くれ龍』。当時、舞台上で破天荒なキャラを演じていましたが、普段のコウさんも店にクレームをつけたりと、気に食わないことがあると黙っていられない性分。そんな性格が今回の不祥事を招いたのでしょう」(同)

 不倫騒動が尾を引く妻を守るどころか、自身の居場所まで失ってしまったコウ氏。数々の男の人生を狂わせてきたと言われる上原だが、コウ氏も例外ではなかったようだ。