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 二階堂ふみ、KAT-TUN亀梨和也主演ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)の第9話が6月6日に放送され、平均視聴率6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 前回から、1ポイント増! というても、低視聴率は変らず……。

役者が演技を頑張っている分、なんだか可哀想になってきます。

 それでは、今回もあらすじから振り返りましょう。

班が解体し、姫川はひとり新天地へ

 追っていた柳井(ジャニーズJr.寺内拓人)が自殺し、さらに自分の目の前で牧田(山本耕史)が刺され死亡してしまい、ショックを隠せずにいる姫川(二階堂)。事件は解決し、後日警察は記者会見を開くことになるが、過去の不祥事が露呈しないようにと、長岡刑事部長(小市慢太郎)が部下たちに言及すのだが……。

 時は過ぎ1年後、姫川班は解体されたため、姫川はひとり池袋署へ配属に。買い取り業者を回り「闇取引業界」への手がかりを集めていたのだが……というストーリーでした。



 前回インビジブルレインを放送しましたが、その後の話が今回の前半に放送。もうね、正直1週間たってるから、意味がないんですよ(怒)!「やるなら、前回にまとめるか、今回1話丸ごと使ってくれ!」そんな気持ちでいっぱいなんですが、もう放送しちゃったので言及しません。

 で、今回もっと言いたいことがあるんです(笑)。それは恋した牧田が目の前で死んでショックを受ける姫川の心情があまりにもあっさりしているんですよ~。映画版ではもっと落ち込んでたのに(それに、映画版だと牧田もその場で死なず、結構時間経って死ぬんですが、ここもあっさり(怒)!)。尺ないからって言ってもね。
ここって結構大事な部分じゃないですか~。何でこんな描き方したのかよくわかりません(怒)。

“亀梨のムダ使い”連続に大爆笑!

 1週間またいだせいで前回のストーリー忘れたって人もいたと思います。が、今回ご丁寧にあらすじを教えてくれるんですよ、冒頭で。

 でもね、それが亀梨のナレーションでさらっと。今までなかった演出だったんで、視聴者からは「急に亀梨の声が(笑)」「なに、この演出?」と失笑を買ってたんですよ(笑)。

で、そういう演出が中間にもあって……。姫川班が解体され、姫川と菊田がさよならするシーンで突然亀梨のソロ曲が! この曲はいつも最後にかかっていたため、視聴者は「もうかよ(笑)?」「出番早いよ(笑)」と大爆笑だったんですよ(笑)。もうね、正直、亀梨の無駄使いのひと言につきます! 視聴者が見たい亀梨ではないんですよね(笑)。演技している姿で見たいんですよ。

 なんか、演技シーンが少ない分、足りない分はそれ以外ってのがもうイヤ~(笑)。主演なんだから、もっと演技シーンを増やして欲しかったです。

“変な構成”で視聴者から戸惑いが!

 今回は前半がインビジブルレインの残りで、後半がアンダーカバーという、ドラマではありえない2部構成に。そのため、視聴者の中には戸惑いを隠せない人がたくさんいました。

 その上、アンダーカバーの方が面白かったんです! 今までのリメイク回以上に(笑)。新しいメンバーと姫川の掛け合いが絶妙で! 正直姫川班のメンバーよりもいい(笑)。ですが、それが今回の正味30分限りということで、視聴者からはブーイングが。「これを後半でちょっとしかやらないとか、まじない」「今までの中でこれが一番面白いわ(笑)」といった声が殺到しており、構成に不満だったようです。



 確かに、インビジブルレインを2話と今回の15分程度であっさりと放送し、評判いいアンダーカバーを30分程度で放送するなら、いっそ、インビジブルレインを3話にして、アンダーカバーを1話で放送したほうがよかったかと(そうしたほうが、視聴率も上がったでしょうね)。

 まあ、斬新さはありましたけどね(苦笑)。 でも、こういう構成は正直もう見たくないです。

 以上、9話のレビューでした。

 次回はお待ちかねブルーマーダーの前編です。要潤がゲスト出演するらしくツイッターで減量しているとツイートしてましたが……。
一体どんな感じなんでしょうか! そこにも期待して放送を待ちたいです!

(どらまっ子KOROちゃん)