どれほどヤバイ映像だったのか気になるところだ。

 6月12日に放送されたバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に出演したタレント・板東英二のパートがカットされていたことが話題を呼んでいる。



「番組では『中継先にヤバめ素人が現れてもベテランリポーターなら華麗にさばける説』を検証。百戦錬磨のベテランリポーターとして坂東が登場しました。中継が始まると、仕掛け人の素人がカメラの前に立ち塞がり、邪魔し始める。すると坂東は、『おっ?おっ?おっ?』と動揺を見せ、その後も中継の先々で邪魔してくるこの素人に対して、手や腕で押し、カメラのフレームから強引に排除しようとしました。しかし、VTRの途中からはスタジオでその映像を観る出演者たちのリアクションだけが流れることに。出演陣の『これ流しちゃいけないやつでしょ』とのコメントから、コンプラ的にまずい映像が流れたのは間違いありません」(テレビ誌ライター)

 結局、板東が何をしたのかは番組内で明かされなかったが、放送直後からネット上では「ブン殴ったんだろう」と、素人に手を出したと想像している人が大半のようだった。


 一方で、この映像を観た一部の視聴者からは過去の同様の事件を思い出した人も。

「1992年に生放送されたバラエティ番組『桜っ子クラブ』(テレビ朝日系)で起きた元SMAP・森且行の『ハイキック事件』ですよ。番組でSMAPメンバーと素人のヤンキーが騎馬戦で戦う企画が行われたのですが、ヒートアップした『馬役』の素人が、SMAPメンバーの誰かに暴言を吐き、膝蹴りをかましたのです。そこからは大乱闘が勃発。その際、森が自慢の長い脚を旋廻させ、上段廻し蹴りで素人の即頭部を打ち砕き、ノックアウト。ハイキックされたこの素人が救急車搬送されたため、大問題になりました」(テレビ関係者)

 坂東といえば、脱税騒動で一時芸能界を干されたことがあるだけに、暴行イメージがつけば、またテレビから消えることになるかもしれない。
そんなリスクをタレントに負わせるような編集はいかがなものか。坂東に対する番組内でのフォローも忘れないでほしいものだ。