厄介者は相変わらずだった?
吉本興業社長の岡本昭彦氏の”パワハラ発言”をめぐり、吉本のベテランタレント・清水圭が18年前の”事件”を蒸し返したが、大失敗に終わった。
清水は、雨上がり決死隊の宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮が行った記者会見で、岡本氏が「テープ回してないやろな」「会見したら全員クビだ」と恫喝したことを問題視。
22日付のブログで、自身も2001年に放送されたドラマ『明日があるさ』(日本テレビ系)の撮影で、見せ場のシーンがカットされていたことに憤り、担当マネジャーに降板を匂わせたところ、後日岡本氏がやって来て「『会社のやり方に文句があるなら、いつ辞めてもらってもいいんですよ』と恫喝されました」と明かした。
続けて「あれから18年 社長になっても岡本氏はなにも変わっていませんでした まず人払いをして、話を聞かずいきなり恫喝する このパターンは私の時と全く同じです」「以上のことから考えても、宮迫の言葉は信じるに値します」と断罪した。
世間の集中砲火を浴び、苦境に立たされる岡本氏を見て「今だ!」と思ったのだろう。だが、この”謀反”は大失敗に終わった。
お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄はフジテレビ系『直撃LIVE グッディ!」で「今回のお話と18年前って時代も違いますし、空気感も違いますし、どういうお仕事かとかも全然違うケースなんで、これを同列にして岡本さんのことを言うのはちょっと違うんじゃないかなと僕は思います」と指摘。
ネット上でも清水の告発には「何をいまさら」「便乗商法」と、冷めたリアクションだった。
これを受け、清水は22日の当該記事をしれっと削除。23日付の「いっぱいコメントが来てて まぁ、あんなこと書いたらいろんな意見が来ますわなぁ おおきに」「ひとそれぞれ、いろんな考え方があって当然 ええんちゃうかな みんなが同じこと言うてたら、かえってきもちわるい」というブログ記事は残されていた。
「サバンナ高橋さんがピシャリと言ってのけたのは、清水さんが吉本内で浮いた存在だからです。決定的なのは、吉本を牛耳るダウンタウンと犬猿の仲であること。不仲の直接の原因はわかりませんが、1987~1989年の『4時ですよーだ』(毎日放送)時代からと言いますから、かなり根が深いとされます。吉本は松本人志及びダウンタウン中心で成り立っている会社なので、対立する清水は自然と干される形になりました。
清水の不遇の時代はまだまだ続きそうか。