堀北真希

 29日発売の「週刊新潮」(新潮社)が、女優・黒木メイサと夫で元KAT-TUNの赤西仁ハワイに移住すると報じた。

 同誌によると、もともと黒木は米国志向が強く、ハリウッド進出を夢見てきたという。

所属事務所スウィートパワーはハワイへの移住を認め、「ハリウッドの仕事も決まる予定」と話しているという。

「口だけだったダレノガレ明美ではありませんが、黒木は日本(沖縄)育ちで、英語を演技レベルで使いこなせるのかどうか疑問です。仮にスウィートパワーに籍を置いたままハリウッド進出したとしても、日本のように主役級の扱いをしてもらえるとは思えませんし、一から実績を積み重ねるしかないでしょう。そうなると、事務所的には大減収で死活問題になります」(芸能プロ関係者)

 黒木は2012年2月に赤西とデキ婚し、同9月に第1子、17年6月に第2子をもうけた。2人目が生まれてからは、ある程度仕事をセーブはしているが、ジャニーズ事務所を退所した赤西の稼ぎが悪いとあって、一家の大黒柱として頑張ってきた。

 それは事務所にとっても同様で、黒木は大車輪の働きをしてきた。

同事務所では、エースだった堀北真希が山本耕史と結婚し、16年12月には第1子が誕生。17年2月いっぱいで契約満了となり、事実上の引退。堀北と共に稼ぎ頭であった桐谷美玲は、三浦翔平と結婚後、仕事を大幅にセーブしている。この上、黒木が日本からいなくなってしまったら、事務所は大ダメージを受けるのは必至だ。

「スウィートパワーでは一時、元KARAの知英を猛プッシュしましたが、言葉の問題もあり、ブレークには至りませんでした。内山理名を猛プッシュした時期もありましたが、こちらも伸び悩み。

残されたのは南沢奈央桜庭ななみくらいしかおらず、かなり厳しい状況です。系列の『スパイスパワー』から高杉真宙岡田健史といった若手俳優が台頭してきましたが、まだまだ事務所の屋台骨を支えるほどではなく、とても苦しい現状でしょうね」(同)

 この窮地に浮上してくるのが、ウルトラCともいえる堀北の復帰説だ。

「堀北は4月に第2子を出産したばかり。当分は育児で大変だと思います。ただ、本格的な復帰ではなく、あくまでも単発の復帰であれば、可能性はゼロではない。スウィートパワーが三顧の礼をもって口説けば、あり得ない話ではないでしょう。

撮影に時間を取られるドラマは難しいでしょうが、拘束時間が短く、高収入につながるCMなら可能性が高い。CM出稿企業も、堀北が復帰となればほっとかないはず」(芸能関係者)

 堀北が復帰するようなことがあれば、事務所も巻き返しを図れるはず。果たして、電撃復帰なるか?