全貌が明らかになったテレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』(11月2日スタート)だが、設定が大幅に変更になったことで、ファンからは猛反発を食らっている。
新シリーズの『おっさんずラブ-in the sky-』では、田中圭と吉田鋼太郎という主要キャストは前作から変わらないが、物語の舞台が航空会社に変更。
主要キャストと役名は変わらないが、前作とは異なる“パラレルワールド”の物語となるという今作。全シリーズの続きの物語が見られると思っていたファンにとっては、寝耳に水の展開であり、ネット上では大ブーイングとなっている。
そんななか、田中圭は9月28日、有料会員向けのブログで『おっさんずラブ -in the sky-』に言及。今回の設定変更に戸惑っているということを告白し、できれば前作と同じキャストでやりたかったという思いも吐露している。
「文面からは、田中圭本人も今回の新作について不本意であるということが伝わってきますね。そして驚いたのが、田中が『俺も降りる』と言ったと明かしていることです。つまり、キャスト変更に納得いかず、オファーを断ろうとしていたということ。そこについては『申し訳なかった』と謝罪しているので、一時期の気の迷いということなのでしょうが、決して歓迎された設定変更ではないのは間違いありません」(スポーツ紙記者)
どうやら田中圭もまた、前シーズンを愛していた視聴者たちと同じ気持ちのようだ。しかし、主演俳優がブログで弁明しなければならないほど、制作サイドも視聴者のブーイングに困っているということなのか。
「主演俳優が放送前にオファーを断ろうとしたと告白するなんて、なかなかの異常事態ですよ。演者を含めた制作サイドとしては、どうにかして視聴者を味方にできないかと必死になっているようにも見えますね。
実際にドラマが始まって、内容が面白ければ忘れられるような騒動なのだろうが、いずれにしろ相当な波乱含みの幕開けになったのは事実。結果的にファンの思いを蹂躙してしまったテレビ朝日は、相当に狼狽していることだろう。