「これはリアルタイムの視聴率とタイムシフトでの視聴率を総合したもので、27.0%だった前作の『まんぷく』には及ばなかったものの、その前の『半分、青い。』の26.2%を上回りました。社会現象的なブームにはなりませんでしたが、数字的には十分。これで、広瀬すずはまた女優としての評価を高めたと言えるでしょう」(テレビ局関係者)
10月10日発売の女性週刊誌「女性セブン」(小学館)は、広瀬のギャラが「業界最高額といわれる米倉涼子さんに次ぐクラスになったともいわれています」との関係者証言を紹介している。
「もともと、広瀬すずという看板だけで作品を作ることができるレベルの人気女優でしたが、朝ドラでしっかり結果を残したことで、“人気若手女優”という立ち位置から、“日本を代表する女優”というレベルに上がったともいえる。
そんな広瀬だが、一時期ネット上ではひどいバッシングの対象となっていた。
「バラエティー番組でスタッフを軽視するような発言があったというのが、バッシングが広がるきっかけでもあったんですが、多少言い掛かりのような側面もありました。たしかに、メディア露出が多くて“ゴリ押し”感があったので、そこが鼻についたという声もあった。男性からの支持が高かったということで、女性視聴者の反感を買った部分もあったでしょう。でも、バッシングをものともしないくらいに人気が高かったのも事実で、ポジティブな反応も多かったんですよね」(メディア関係者)
とにかく目立つ存在であったがゆえに、叩かれてしまったという言えそうな広瀬。
「業界内での評判は、デビュー当時から悪くなかったですね。
しかしその一方で、評判がいい広瀬に対するやっかみはあったたようだ。とある芸能事務所関係者はこう話す。
「若手女優を抱える芸能事務所にしてみれば、広瀬はとにかくいなくなってほしい存在。広瀬にいい仕事を全部持っていかれるから、広瀬を引きずり下ろしたい芸能事務所はたくさんありましたよ。もしかしたら、ライバル事務所が変な噂を流していた可能性は高いでしょう。
人気者であるがゆえのやっかみすらも跳ね除けて、大女優へと躍進していった広瀬すず。むしろバッシングすらも、広瀬の糧になっていたという側面もありそうだ。