桑子真帆アナウンサー

 今年、令和初で、さらに70回目の節目を迎える『NHK白歌合戦』。その総合司会には3年連続で内村光良が、内村のサポート役には、NHK『おはよう日本』でキャスターを務める和久田麻由子アナウンサーが選ばれたが、これによって、“ポスト有働由美子”と期待されてきた桑子真帆アナのフリー転身説が現実味を帯びているという。

「昨年まで2年連続で内村と総合司会を務めた桑子アナが外された。本人は相当ショックだったようで、周囲に独立をほのめかしていますよ」(NHK報道関係者)

 桑子アナといえば、タモリ冠番組ブラタモリ』のアシスタントに抜擢された際、タモリが「桑子は化けるよ」と絶賛。当時から芸能プロによる争奪戦が展開されていたが、その後、桑子アナが『ニュース9』のキャスターに大抜擢されたうえ、2年連続で紅白の総合司会に起用されたことで、周囲から“ポスト有働由美子”と目され、フリー転身説が立ち消えになった。

「その間、何もなかったわけではありません。昨年2月の冬季平昌五輪開会式では、開会式を“閉会式”と言い間違えたことで、桑子は上層部から叱責を受けた。しかし、これに納得せず、それ以来、上司との関係が悪化し、独立説がくすぶっていました。

ただ、その後、関係が修復したようで、フリー転身説も立ち消えになっていたんです」(NHK関係者)

 ところが、今年4月から夜のNHKの看板番組『ニュース7』に、入局6年目で桑子アナの3年後輩にあたる上原光紀アナが抜擢されたことで、桑子アナも危機感を覚えたという。

「上原は、“美人すぎるアナ“として視聴者からの人気も高い。桑子が、“ポスト有働“として認められるには、有働がNHK在籍中に5年連続で紅白の司会を務めたように、紅白の司会に連続して選ばれることでした」(前同)

 ところが、現実には2年でストップ。一説には、去年の紅白で、白組が優勝したにもかかわらず、ラストでの優勝旗授与の際、「紅組に優勝旗が渡されます」と言い間違えたことが、冬季平昌五輪開会式に続き、ありえない単純ミスとして評価を下げ、司会の選から漏れたと囁かれている。

 いずれにせよ、局内では、“ポスト有働“の芽はなくなったとされ、そこで再び、フリー転身説が再燃しているのだ。

「すでに大手芸能プロに接触したという情報もあって、信ぴょう性が高そうなのが、タモリが所属する田辺エージェンシーです。

噂では、来春、電撃退社するのではないかと言われてます。TBSが、『NEWS23』のキャスターに『報道ステーション』(テレビ朝日系)のサブキャスターだった小川彩佳を起用して大失敗していますからね。小川の後釜として、桑子アナを狙っているという情報もあります。しかも、移籍先として噂になっている田辺では、所属タレントの夏目三久が『あさチャン!』(TBS系)のキャスターを務めているように、TBSとは蜜月関係。桑子の独立は、現実味を帯びています」(番組制作会社プロデューサー)

 年末から年始にかけての桑子アナの動向から、いよいよ目が離せなってきた。