大方の予想通りの結果となったようだ。
元SMAP対決として注目されていた木村拓哉と香取慎吾のソロアルバムの売り上げに一応の決着がついた。
1月1日に発売された香取の『20200101(ニワニワワイワイ)』はフラゲ日が12月26日で、初週の売り上げは約2.8万枚。翌週には約6.6万枚まで到達している。一方の木村の『Go with the Flow』は1月8日発売で、初日だけで約6.5万枚を売り上げ、2日には9.3万枚まで達し、10万枚超えが確実となった。
「2014年にリリースされたSMAPのラストオリジナルアルバムの年間売り上げが22万枚ほどでしたから、解散後のソロとしては妥当な結果。香取がネット上でのPRがメインだったのに対し、キムタクは全国のレコードショップが店頭で大々的に宣伝しており、年末年始のドラマ出演で露出が多かったのも大きかった。とはいえ、元関ジャニ∞・渋谷すばる、錦戸亮の初ソロアルバムの初動とさほど差がないですから、人気が抜きんでているというほどではないのが正直なところです」(音楽関係者)
香取のアルバムは音楽配信やサブスクリプションでも配信しているため、実質的な売り上げは微妙なところ。あくまでCDとしての売り上げの決着と見たほうが良さそうだ。
香取に勝利した形の木村だが、実は大きな不安を抱えていたという。
「木村は来月に初ソロツアー『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』を控えています。同ツアーは、東京・国立代々木競技場第一体育館と大阪・大阪城ホールで計5日間開催。キャパとしては、ツアー合計で6万9000人以上を収容可能。当初、木村は人がそれほど集まらないと思っていたようで、もっとキャパの少ない会場を希望していた。
香取も4月にさいたまスーパーアリーナで最大3万7000人を収容できるスタジアムモードでのコンサートが決定している。“ツアー対決”では香取に逆転されたりして?