俳優・東出昌大が妻・杏を裏切って、若手女優・唐田えりかとの不倫に走っていたことが明らかになり、関係各所に迷惑がかかってしまっているが、桐谷健太も“被害者”の一人だ。
桐谷は16日に放送開始した連続ドラマ『ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~』(テレビ朝日系、木曜午後9時~)で東出とダブル主演を務めており、今回の不倫騒動で大きな迷惑を被っている。
同ドラマは初回視聴率12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)と好発進したものの、東出の不倫発覚により、視聴ボイコットが相次いだこともあり、第2話(23日)では9.7%と急降下。「東出を見たくない」という視聴者も多く、今後視聴率が上向くとは考えがたい。
「視聴者の中でも特に女性層の反発は深刻で、『ケイジとケンジ』には強い逆風が吹いていますから事態は深刻。撮影は続いていますが、CMスポンサーの撤退も出てくるでしょうから、早期打ち切りは不可避。今後の撮影分に関しては、ダブル主演ながら、東出の出演シーンを減らすことも検討されているようで、そうなると脚本家(福田靖氏)もいい迷惑です。もはやいい作品をつくることより、最終回までドラマを成立させることの方が優先となるでしょうね」(テレビ制作関係者)
桐谷はバイプレーヤーながら、近年その存在感を高めてきており、2017年には『火花』『ビジランテ』と2作の映画で主演。ドラマの世界では、18年の『きみが心に棲みついた』(TBS系)、NHK連続テレビ小説『まんぷく』で好演。昨年はNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』、『4分間のマリーゴールド』(同)で、いい味を出していた。
16年にはNHKドラマ『水族館ガール』で松岡茉優とダブル主演したことがあるが、『ケイジとケンジ』は、桐谷にとって、ようやく巡ってきた民放連ドラでの初主演のチャンスとあって、本人も勝負を懸けていたのだ。
「『ケイジとケンジ』の評価が高くて、視聴率もよければ、桐谷の業界評はグッと上がるはずです。そうなれば、当然ランクも上がって、主演や2番手でのオファーも増えますし、出演料アップもあるでしょう。ところが東出のゲス不倫で、すべてが台無し。
思わぬ形で、大迷惑を被ってしまった桐谷。これにめげず、がんばってほしいものだ。