清原和博

 相変わらず、芸能界の薬物汚染が止まらない。2月には、マッキ-こと歌手の槇原敬之(50)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、波紋を呼んだ。

警察が行った薬物検査の結果は陰性だったが、元パートナー男性が複数のメディアで「(槇原容疑者に)薬物を何回も渡した」などと暴露するなど、窮地に追い込まれている。

 そんななか、「白い粉」の誘惑に再び屈してしまわないかとの懸念が再燃しているのが、2016年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕され列島を騒がせた、元プロ野球選手の清原和博氏(52)である。

「先月27日の夜、銀座で警察沙汰の騒ぎを起こしたことが写真週刊誌に報じられました。どうやら騒ぎを起こした店は清原さんの行きつけで、午後10時ごろから午前2時ごろまで友人たちと飲んでいたようです。久しぶりの宴席で気分が盛り上がりすぎたのか、泥酔した挙げ句、店内で悪態をつくように。仲間が帰るよう促しても聞く耳を持たず、処置に困って、ついには警察を呼ぶ事態に発展したとか。駆けつけた警察にも『尿検査してみろ』と絡むなど、手の施しようがないほどの暴れぶりだったという話です」(芸能ライター)

 前の事件があるだけに警察側も任意で尿検査をしたようだが、結果は陰性。再び大騒ぎにならなかったのは何よりではあるが、周辺からは「あれほど荒れて大丈夫か?」と清原氏の状態を心配する声も上がっている。

「判決が出るまではメディア露出を控えていた清原さんですが、ここ数年は徐々に露出を増やし、復活に向けて歩み始めています。清原さんの薬物疑惑を最初に報じた『週刊文春』の発行元である文藝春秋から自伝を出版したり、昨年11月には沖縄で行われた野球イベントに登場。自身の名前を冠した野球イベントも行うなど、盟友とされる佐々木主浩さんら仲間の支援もあり、薬物依存から順調な回復ぶりを見せていました。そんな矢先の騒動だっただけに、今後の活動に影響が出ないかと危ぶまれています。

清原さんは精神的に弱い一面があるので、騒ぎをきっかけにマスコミに追っかけ回されて疲弊することを周囲は恐れているんです」(前出ライター)

 関係者によると、清原氏を取り巻く環境にも、周囲を不安にさせる要因があるのだという。一体どういうことなのか?

「実は清原さんは、昨年11月にイベント出演のために出向いた以外でも、よく沖縄を訪れているようなんです。そのたびに通っている店があり、その店が問題なのだとか。なんでもオーナーは芸能界にもパイプを持つ人物らしいのですが、その周辺ではきな臭い話が結構聞こえてきていたそうです。薬物絡みのよからぬウワサもあったようで、地元警察もマークする存在だったのだとか。店に通うことで、清原さんがトラブルに巻き込まれるような事態にならないかと周辺が気をもんでいるんです」(同)

 この店には、名門球団のスター選手Sや、人気ダンスグループのメンバーAも通っているというが……。南国・沖縄が次なるスキャンダルの発火点になるのか――。

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