テレビ東京が3月19日放送回で長寿番組『二代目 和風総本家』(木曜午後9時~)を打ち切ることを明らかにした。
同番組は2008年4月から、『和風総本家』のタイトルで“月8”枠でスタート。
同番組の司会は、リニューアルされてからは俳優・前田吟が進行を務めてきたが、18年9月までは増田和也元アナが担当。増田元アナにとっては、自身の代表的な番組で、いまだに彼のイメージが強かった。視聴者からも一定の人気を保っていた番組だけに、ファンの落胆ぶりは大きいようだ。
もう一人の当事者である鷲見アナは、騒動後しばらくテレビ画面から消え、東京五輪の担当を外される事態に陥った。現在は番組に復帰しているが、同局に居づらくなったのは確かだろう。鷲見アナは部署異動を嫌ってか、3月末での退社を決断。4月からはフリーアナとして、セント・フォースに所属する。
結局2人の不倫疑惑は晴れずグレーのままだが、鷲見アナは自らフリー転向を選択。増田元アナのイメージが残る『二代目 和風総本家』が放送を終えることで、同局としては、この騒動による負のイメージを一掃できることになる。
ただ、人気女子アナの退社、長寿番組の打ち切りは手痛いことに違いはなく、その代償は小さくないだろう。