ハリセンボン近藤春菜

 新型コロナウイルスに抱いていた「イメージ」の違いに動揺する人が続出している。

 4月15日の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で、ハリセンボン・近藤春菜が元プロ野球選手の片岡篤史氏が新型コロナウイルスに感染して入院したことについて言及した。

「片岡氏はYouTube『片岡篤史チャンネル』内で、4月8日から入院していることを自らの言葉で報告。ベッドの上で酸素吸入のためとみられるチューブを鼻につけた入院着姿に、春菜も『“あっ思ってた軽症と違う”って感覚を持つだけでも大事で、それだけでも家から出ないようにしてくれると思うのですごくいい発信をしていただいたなって思います』とコメント。“軽症”と聞いて想像するものと現実の大きな隔たりに、ショックを受けた視聴者も多かったようです」(テレビ誌ライター)

 また、グラビアアイドルでタレントのソラ豆琴美も14日に、自身のツイッターで新型コロナウイルスへの感染を公表。自身は「軽度の感染者」であると明記しつつ、その症状は【トイレにも行けない】【ご飯を食べれない】【水も飲めない】【お風呂に入れない】【寝返りもうてない】【喋れない】【着替えもできない】【歯も磨けない】ような苦しいものであることを伝えている。

 これにはネット上でも「やっぱりコロナでの“軽症”は一般的な“軽症”と全然違うんだね」などの声があふれ、改めてコロナの怖さを実感した人が大勢いたことがよくわかる。

「翻って、人気漫画家の小林よしのり氏は11日に『自粛を止めて経済を回すべし』というタイトルで公式ブログを更新。

『自粛なんかやめろ、これは巨大な悪である! どうせ感染者は増え続ける。自宅療養しておけばいい。緊急事態宣言やっても、自粛を要請しても無駄!ならば経済を回した方がいい!』と持論を展開しています。これには賛否の声が飛び交いましたが、小林氏はその後も、『コロナちゃんは気まぐれだ。どうにもならんよ。無駄な抵抗は止めて、みんな外出すればいいんだ』と、ブログで主張し続けています。
現在、医療崩壊と経済の綱引きがされているさなかとはいえ、片岡氏やソラ豆の様子を見たら、少々、軽々しい考えに聞こえてしまいます」(週刊誌編集者)

 新型コロナの怖さが徐々に明らかになってきたようだ。