10日放送のフジテレビ『バイキングMORE』で東京オリンピック開催可否をめぐってMCの坂上忍と元JOC参事の春日良一氏の議論が白熱した。
おぎやはぎの矢作兼はオリンピック開催について「普通に考えてやるやるって言うけどできる? って。一番最初に思っちゃう。実際(ワクチンが)日本にも遅れてくるし、7月までに物理的に考えて無理でしょ」と素直な感想を述べた。
おぎやはぎの小木博明も「中止っていうか延期ですよね、ロスの後ぐらいにできればいいなと思いますし、物理的にちょっと無理なんだと思う。やったとしても100%の選手が集まるわけではないし、他の来られない国も半分くらいいるかもしれない」と、完璧な状態で出来ないなら延期すべきだと主張した。
坂上は「僕は(24年開催の)パリのところに東京持ってきて1個づつずらしてくれたら嬉しいな。最悪は32年なのかなっていう。素人の希望ですよ」と延期という立場を取った。
この問題について坂上は「さあ! お待たせしました! 春日さん!」と春日氏にコメントを求めた。春日氏は「特に待ってませんけど」と笑顔で答えたが「ただ、じゃあなんで東京でやる必要があるんですか? 延ばしてまで」と指摘した。
ここでスタジオの雰囲気は一転して静まりかえると春日氏は再度「なぜ2024年までにやらなきゃいけないんですか」と質問。
坂上は表情を硬くして低い声で「いや、やらなきゃいけないんですかじゃなくて、やって欲しいから言ってるんです」と反論した。