2月24日に放送された『フリースタイルティーチャー』(テレビ朝日系)にて、「男性アイドルラッパー育成SP」の初レッスンが行われた。女性アイドル編があまりに衝撃的だったため、前シーズンとのギャップが不安視されたが、どうしてどうして。今シーズンも予想以上に充実の内容になりそうである。
晋平太ってやっぱり凄い!
各チームのレッスンを振り返っていこう。まず、水野勝(BOYS AND MEN) & 晋平太ペアから。晋平太がスチューデントに指示したのは『Street Dreams』(Zeebra)に乗せて自分の人生をリリックにする、というものだった。それを受け、楽屋や新幹線移動の空き時間で己の半生をメモに書き留めていく水野。そして1週間後、フルパワーで自作リリックを披露した。どうやら、彼は出身地の名古屋を押しまくる方向性のようだ。
「知らざあ言って聞かせやShow 名古屋の端で生まれた そう
俺の本拠地 しがない団地 知らない兄さん 溜まってた あのベンチ」
水野の長所は声がカッコいいこと。声質が低く、ちょっとかすれているのがいい。さらに、ラップの内容はまさしくレペゼン名古屋だし。そして、素晴らしいのはやはり晋平太の指導である。水野にカウンセリングのような質問を行い、その答えを書き並べてキーワードにした。
晋平太 「(デビューして)何年くらい苦しかった?」
水野 「4~5年、給料ゼロ。初任給1万6千円! だいぶ雑草ですね」