こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。
リスナーからの「若手時代はできなかったけど、今の実力ならうまくできたなと思い出す仕事ってありますか?」という質問に対し、「個人的にはめっちゃ後悔してるのはラジオっすね」と答えたノブさん。当時、まだ売れてなかった千鳥と笑い飯が担当していたラジオは全員があまりラジオのことを理解していなかったため、まるで大物タレントのラジオのようにリラックスしてダラダラとした放送をしていたんだそう。
「『ラジオってこんなんやろ。できるやろ』みたいな。何も考えず、何も準備せず。4人とも椅子に深く座ってダラーッとして『はいー、ノブでーす』『はい、大悟でーす』『はい、西田』『哲夫でーす』みたいな。『ああー、始まったのう……どう?』『まあまあ、なんもないわ』『いや、お前は?』『いや、ワシもなんもないよ』『はい、曲行きましょう』」。こんな感じで毎回、ノープランで本番に臨んでおり、ディレクターから「もっと元気出せよ! なんでそんな偉そうなんだ?」と怒られることもあったようです。
そんな当時の自身のラジオを振り返りながら、比較対象として最近一番ハマって聞いている番組『伊集院光とらじおと』を挙げたノブさん。伊集院さんのラジオに対する姿勢を目の当たりにして「ラジオとはこういうものだ。
「仕事の行き・帰り、全部聞いてるから。今、俺は伊集院さんに包まれているんよ」というほど『らじおと』にハマっているノブさん。「夜のラジオの伊集院さんももちろん大好きなんですけど、朝の方が好きなんですよ。もう完璧な仕事をこなして。ホンマに……」と朝の伊集院さんに特に感銘を受けている様子です。
月曜深夜1時から3時の『深夜の馬鹿力』生放送後、ちょっとした仮眠を挟んですぐに翌朝8時半の『らじおと』生放送を行っているほどのハードワークぶりを評して「もう伊集院さん、ラジオ局よ。伊集院さんから電波出とる」と話すノブさん。
「毎朝毎朝、エピソードトークしてるのよ。毎朝1個、できないですよ。そこでまず笑かして。そっからちゃんとフォーマルにコーナーをこなしていって、視聴者メールに寄り添って。
「伊集院さんとかは、まだリラックスもしてない?」という大悟さんからの質問に対して「リラックス? するわけないよ! 伊集院さんは毎朝、初回よ! まだ緊張感があるくらい」と話すノブさん。毎朝、真摯にラジオに臨んでいる伊集院さんの姿勢をリスペクトを込めて的確に表現していたのでした。
超売れっ子の千鳥ノブさんをしてここまで言わしめる『伊集院光とらじおと』、改めて本当にすごい番組だったんだなと気づかされますね。3月末で終了となってしまうのは非常に残念ですが、残り少ない放送を目一杯楽しみたいと思います!