一生病気と付き合っていくとすれば、彼の将来にはさまざまな困難が待ち受けている。興奮がトリガーだとすれば、初恋さえ難しくなるかもしれない。今、特に海外で「ドラベ症候群」の研究は盛んに行われているそうだ。

「いつか、(この子に)ばっちり合う治療法が世の中に出れば、そして日本で承認されたら、いいなって思います」(ママ)

 夜の下北沢駅前。スタッフが「インタビューに答えていただくと…何かイイことあるかも!?」というプラカードを掲げていると、5人組の男女が話しかけてきた。全員20歳で、高校時代の同級生の集まりだそうだ。

 その中の1人の女性は、現役の美大生だった。「家、ついて行ってイイですか?」と尋ねると、彼女は快諾してくれた。

 というわけで、梅ヶ丘にあるという彼女の実家へお邪魔することに。道中、スタッフは彼女にインタビューした。なんと、この人が通っているのは東京藝術大学である。日本で唯一の国立総合芸術大学だ。

女性 「私立の大学、全部落ちちゃったから(苦笑)」
――他はどこ受けたんですか?
女性 「女子美術大学と東京造形大学と多摩美術大学」

 それらに落ちたのに、東京藝大に受かっているのが驚きである。そんなこんなで、彼女の家へ到着。実家が梅ヶ丘という時点で裕福とは思っていたが、想像以上だった。大きな一戸建てなのだ。

 家に入ると、内観も予想外だ。玄関を開けると彼女の描いた絵が飾ってあり、それは“おっぱいを殴る絵”だった。その横には自画像が飾ってあったが、描かれた彼女にはなぜかおっぱいが3つある。不思議な絵だし、夢に出てきそうな怖さだ。画風は、野性爆弾のくっきー! っぽいか?