『ドリフ』はそれでも続いていく―お笑いと喜劇の質の違い
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フジテレビ『ドリフに大挑戦スペシャル』インスタグラムより

 ここのところSNSのそこかしこで「解散」という文字を見かける。それこそ知名度のある芸能人から無名の若手まで、ちょっとしたブームのようになってしまっている。

 そんな中、解散せずにこのまま最後までまっとううするだろう、と思われるグループがいくつかある。そのひとつが「ザ・ドリフターズ」だ。

 すでにリーダーいかりや長介さんと志村けんさんは鬼籍に入られてしまったが、高木ブーさん、仲本工事さん、加藤茶さんからは何としてもこの「ザ・ドリフターズ」というグループを、存続させようという気迫を感じる。その理由はいまだに新しいことに挑戦しているからだ。そのひとつが5月8日に放送された『ドリフに大挑戦スペシャル』(フジテレビ系)だ。

 この番組は2021年9月に放送された同番組の第二弾。後輩芸人だけではなく、アイドルや女優、アーティストなど幅広いジャンルで活躍する「ドリフを愛してやまない芸能人」が大集結し、ザ・ドリフターズのメンバー3人と共に”もしもシリーズ”などの体を張った、名作コントの数々に挑戦していくバラエティ番組だ。

 もちろん新しく撮影されたコントだけではなく『ドリフ大爆笑』(フジテレビ)などから厳選された過去のコントも蔵出しされ、多方面からドリフの笑いにどっぷり浸かれるようになっている。

 今回はそんな『ドリフに大挑戦スペシャル』を元芸人目線で分析したい。