『乃木坂工事中』(テレビ東京系)YouTube動画「【公式】「乃木坂工事中」# 363「10周年バースデーライブに潜入 後編」2022.06.05 OA」より

 6月5日深夜放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)では、「10周年バースデーライブに潜入 後編」をオンエア。前回は『10th YEAR BIRTHDAY LIVE』2日目の裏側への潜入が行われたが、今回はいよいよライブ本番を迎え、ライブパフォーマンスをするメンバーに必死にレスを求めるバナナマン設楽統、卒業メンバーの高山一実松村沙友理の必死な姿が印象的だった。

※前週の放送はこちら!
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『乃木坂工事中』西野、白石ら登場したバスラ2日目の裏側、ステージ上の“謎”も理由がわかった!
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日刊サイゾー2022.06.12

「インフルエンサー」で幕を開けた2日目のバスラ

 1日目のバスラはデビューシングル「ぐるぐるカーテン」で幕が上がったが、設楽、高山、松村の3人は2日目のオープニングナンバーに何が来るのかを予想。「『裸足でSummer』じゃないですか?」と、初っ端から定番の夏曲で盛り上げるだろうと予想する高山に対し、設楽はOG松村のソロ曲「さ~ゆ~Ready?」じゃないかとボケを披露して笑いを誘っていた。結果はみなさんもご存知の通り、「インフルエンサー」でスタート。会場には赤い風船が大量に飛ばされ、それはもう圧巻の光景だった。

 「インフルエンサー」は1~5期生まで全員で披露された楽曲。高難度の楽曲なだけに、先輩に混ざって踊る5期生の姿に松村は「スゴい!(インフルエンサー)踊れるの!?」と感心していた。ちなみに、5期生は本ライブが同曲の初披露ではなく、2月に行われた1回目の「お見立て回」でも、井上和と中西アルノのWセンターでパフォーマンスしていた。おそらく、乃木坂46の代表曲は早い段階からレッスンを重ねてきていたのだろう。5期生は最後列に位置しているため、映像にはほとんど映らなかったものの、すでに自分のものにして踊っていることに感動した。

 VIP席の目の前の特設ステージにメンバーが来るということで、3人はカンペに書いてレスをもらう作戦を実行することに。設楽は「ズッキンして」(本来は「ズッキュン」)、松村は「さゆりんごぱんちして」、高山は「アメイジングして」と各々にちなんだアクションをメンバーに要求。すると、さっそくステージを登ってきた和田まあやが「アメイジング」と「さゆりんごぱんち」を続けて披露し、設楽の「ウインク」の要求には、佐藤楓が応えてくれた。

それにしてもVIP席からの景色は壮観すぎる。メンバーをここまで近い角度から見られるなんて貴重だ。

西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花と豪華なOGメンバーが登場!

 続いては、ハイライトのひとつとなるOGメンバー西野七瀬が登場し、自身の卒業シングル「帰り道は遠回りしたくなる」を披露。仲良しだった高山も「親友が立ってます! ステージに!」と大興奮気味だった。乃木坂46を卒業していったメンバーの一方がステージに立ち、もう一方が観客席からそれを見る。その光景が乃木坂の10年の月日を感じさせるとともに、一言で言ってしまうならばエモい。

 「しあわせの保護色」が流れると、今度は白石麻衣が登場。西野、白石とグループの顔として引っ張ってきたメンバーの登場は改めて見ても胸が熱くなる。そのまま白石は「シンクロニシティ」でセンター立った。白石卒業後の同曲は梅澤美波がセンターを継承してきたが、久しぶりにオリジナルメンバーが見られてファンも嬉しかったはず。設楽の言葉を借りるなら、白石のセンターとしての佇まいは“女王感”たっぷりだった。「一緒に踊りたい!」という高山はその場で即席でダンスを披露し、卒業から半年以上が経過した今でも完璧に踊りこなしていた。

 そして、3人目のOGメンバーとなる生田絵梨花が登場。番組ではカットされてしまったが、生田は最後のセンター楽曲となった「最後のTight hug」を披露してくれた。尺の都合上、仕方のないことではあるが、生田への反応をもう少し見たかった……!

 高山と松村は準備のため、ここからは設楽ひとりで観戦。「おいでシャンプー」で再び目の前のステージにメンバーが現れると、片手を腰に添えるダンスを設楽も披露していた。全力で楽しんでいる様子を見ると、こちらも自然と笑顔になってくる。ここで設楽が「ズッキンして」と書かれたカンペを見せると、秋元がそれに気づいて全力で「ズッキュン」。実はその横で金川紗耶も「ズッキュン」していたことに気づいただろうか。こういう健気なサービス精神が金川の素敵なところだなと感じる。一方で「ウインクをして」に対して明確にバッテンで意思表示した齋藤飛鳥の相変わらずの塩対応ぶりも、それはそれで良かった。

 すると、仕事で来ることができないはずだった日村勇紀がライブ終盤も終盤に緊急参戦! バナナマンの2人も仕事で忙しいだろうに、ギリギリになってでもしっかりと乃木坂ちゃんの勇姿を見届けようとするその優しさが、メンバーからもファンからも愛される理由なのだろう。アンコールで再び目の前のステージにメンバーが登場すると、日村は「バルシャークして」と書いたカンペを持って必死にアピール。

日村のバルシャークへのこだわりの強さは知っていたつもりだったが、ここにきて「バルシャーク」のポーズをメンバーに要求するのは予想外だった。それはそうと、懐かしい白石の「ガールズルール」の盛大な煽りの最中にも関わらず、バナナマンの2人がカンペに夢中だったのは笑えてしまった。

 日村の必死のアピールに白石、生田、松村、秋元の4人が気づき、「バルシャーク」を披露。設楽も白石が胸をこする動作でお馴染みの「ハフーン」をカンペに掲げると、白石もそれに応えてくれていた。日産スタジアムのような大きな会場だろうが、全力でふざけ倒すお互いの関係性が素敵すぎる。当日、筆者も客席にいたが、ステージ上で「バルシャーク」しているメンバーがいるのはなぜだろうと思っていた。でも、この放送を見て納得がいった。

 ライブ終演後には、バナナマンが乃木坂46をねぎらう顔合わせが行われた。恒例のバナナマンからの差し入れは、バナナマンの似顔絵と乃木坂のマークが施された黄白まんじゅう。10周年にふさわしい差し入れだ。これまでもバウムクーヘン、カステラ、ひよこのケーキなど、パサつく食べ物の差し入れはもはや恒例となっているが、今回はいつも以上に凝っていて記念になりそう。こうなると次回の差し入れも気になるところだ。

 無事、大盛況のうちに終えることができた今回のバスラ。1日目には与田祐希が欠席してしまったが、2日目には全員揃って参加できて本当に良かった。2日目には『真夏の全国ツアー2022』の開催も発表され、3年ぶりに聖地・明治神宮野球場が舞台となる。新4期生、5期生にとっては初めての会場となるが、彼女たちが成長した姿をどのように聖地で見せてくれるのかも楽しみだ。新メンバーとともに臨む乃木坂46の新たな一歩を見せてほしい。

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