『ちむどんどん』あっという間に2年経過も、主人公の成長「過程」は見えず…(第10週)
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イラスト/渡辺裕子

 土曜日のまとめ放送でカビラさんが「おでん屋の立て直しから2年も経ちました、早い!」と言っちゃうくらい時間が経つのが早い、ちむどんどん世界。

 この週は「暢子が働いて5年目の秋」らしい。あきさみよー。けれど登場人物は成長しているように見えないのが謎。歌子(上白石萌歌)は枕元に古雑誌を置いたまま2年間ずっと寝込んでいるかのよう。レストランの先輩・矢作さん(井之脇海)は、料理を焦がすという初歩的な失敗をする。賢秀(竜星涼)は養豚場に数日前に来たばかりのように見える。和彦くん(宮沢氷魚)が鶴見に住んでまで書こうとしていた沖縄の話はどうなったのか。何度も「比嘉家の借金残額カウンターが欲しい」と言ってきましたが、あらたに「空白期間に何が起きてるのか年表が欲しい」という気持ちがプラスされました。

 そして最大の謎は、暢子(黒島結菜)だけが成長している「らしい」ことです。他の皆さんが2年間冷凍保存されたように変わらない中、常連客によれば暢子のミネストローネは今まで食べた中で一番おいしい「らしい」し、オーナーから大事に思われている「らしい」。「らしい」連発なのは、暢子が成長した“過程”が全然見えないからで……。「2年経ちました、みんなダメだけどヒロインだけすばらしい、理由は言いません!」では、彼女をどう応援したらいいのかわからないんです。そして暢子の髪の毛だけ退化して、ばさばさに戻ったのはなぜなんでしょう。


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