関ジャニ∞が18日発売の女性誌「anan」(マガジンハウス)に“妹分アイドル”の「キャンジャニ∞」として登場し、スペシャルグラビアを披露した。こうした活動をメンバーたちが心から楽しんでいることに加え、ライブツアーでグループの絆が再確認されたことで「解散説を吹き飛ばした」との見方が強まっているようだ。
キャンジャニ∞は、2015年にスマホゲーム「キャンディークラッシュソーダ」のCMで初登場し、同年に「CANDY MY LOVE」でCDデビューしたガールズグループ。横子(横山裕)、村子(村上信五)、丸子(丸山隆平)、安子(安田章大)、倉子(大倉忠義)の5人組で、2022年に秋元康氏の作詞による約7年半ぶりの新曲「ないわぁ~フォーリンラブ」が発表され、音楽番組やライブにも登場したことで話題となった。
初登場となった「anan」では、センターページで「My Sweet Love はじめまして!キャンジャニ∞です」と題したスペシャルグラビアを披露。同誌を購入したTwitter上のファンからは「ananゲットしてきたけどキャンジャニちゃん想像以上に可愛すぎてやばい」「関ジャニのメンバーからキャンジャニちゃんへのメッセージまである!anan様お仕事できすぎ!」「キャンジャニちゃんの衣装可愛いし、マジで透明感すごい」などと歓喜の声が上がり、トレンドワードに「#キャンジャニちゃん」が入るなど大きな反響を呼んだ。
キャンジャニ∞は、15日に開催された関ジャニ∞のデビュー18周年記念ドームツアー「18祭」の千秋楽となる京セラドーム大阪公演にもサプライズで登場。新たな制服衣装をまとい、チャーミングなダンスと共に「ないわぁ~フォーリンラブ」を披露した。また、今回のツアーでは久々に戦隊ヒーローコントの「エイトレンジャー」が復活し、横山が書き下ろした新作ネタで観客を沸かせた。さらに、新たな試みとして自動制御型ペンライト「ERライト」を使った壮大な演出が展開され、これも観客に大好評だった。
千秋楽公演の終盤では、大倉が「楽しいことも、つらいことも、メンバーだけじゃなく、皆さんと一緒に乗り越えてきたからこそ、僕たちの絆は本物だと思います。この絆を失わずに、これからも前向きに頑張っていきましょう」と観客に呼びかけ、グループおよびファンとの絆の固さを強調した。
関ジャニ∞といえば、2018年にメインボーカルだった渋谷すばるが脱退したことをきっかけにグループのバランスが大きく崩れ、翌年に同じくメインボーカルを務めていた錦戸亮も脱退したことで解散の危機に。これについては大倉も「(話し合いの場で)全員が『グループを閉じたほうがいいんじゃないか』っていう案を出したりした」と認めていたが、メンバーたちは人生を見つめ直したり、話し合いを重ねたりした末にグループ継続を決断した。
だが、今回のライブツアーでの言葉や演出、そしてキャンジャニ∞の“本格再始動”によって解散説を吹き飛ばしたとの見方が強まっているようだ。
「もし解散が念頭にある状態なら、ライブツアーで実験的な新演出を試したりはしないでしょうし、メンバーたちはキャンジャニ∞やエイトレンジャーも本当に楽しんでやっている様子。キャンジャニ∞としては、昨年12月にテレビ東京で深夜3時台に放送された音楽番組にも出演していましたが、これはメンバーたちが活動を楽しんでいなければ実現していないでしょう。さらに、大倉が『僕たちの絆は本物』『この絆を失わずに、これからも前向きに』と発言した意味は大きく、ファンからの愛情や信頼に応えるためにもグループを継続させていくはずです。解散の危機に陥るなど紆余曲折を経たことで、よりメンバーたちの絆が強まったのかもしれませんね」(ジャニーズに詳しい芸能記者)
まさに「雨降って地固まる」を体現したかのような状況だろうか。今後もメディアなどで解散説が飛び交うことがあるかもしれないが、ファンは安心してメンバーたちを信じてよさそうだ。
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