KinKi Kids

 先月独立した二宮和也に次いで、生田斗真も11月20日をもってフリーランスへの転身を発表するなど、このところ人気タレントの退所が相次いでいるSMILE-UP.(旧・ジャニーズ事務所)。これに続きそうな人物として、KinKi Kids・堂本剛の名前が挙がっているようだ。

 最近のSMILE-UP.の動きといえば、新設するエージェント会社の社長に、コンサルティング会社「株式会社スピーディ」の福田淳社長が就任する見込みであると複数のメディアが報道。

 そんな中、11月16日発売の「女性セブン」(小学館)は、剛が最近、個人事務所を立ち上げてソロ活動を行うことを検討していると伝えている。記事によれば、剛について「福田社長とはやれないだろう」とみている関係者もいるとか。

 ジャニーズ事務所創設者・ジャニー喜多川氏(2019年死去)のスペオキ(スペシャルなお気に入り)であった剛は、同氏の死去直後から退所がうわさされるように。2021年2月には、一部スポーツ紙が同年6月をめどに「退所する方向で調整している」と具体的に報じたこともあった。

堂本光一、KinKi Kidsの看板を残して独立も?

 そんな剛は現在、ソロプロジェクト・.ENDRECHERI.のソロ活動も盛んで、9月から行っていた全国ツアー『.ENDRECHERI. LIVE 2023 END RE ME』が終わったかと思えば、10月から新たなツアー『.ENDRECHERI. Ballad of FUNK』がスタート。12月からは、冠音楽番組『ENDRECHERI MIX AND YOU』(フジテレビTWO ドラマ・アニメ)のseason2も放送開始予定だ。

 一方、KinKi Kidsとしては、12月13日に約3年ぶりのアルバム『P album』のリリースを控えているほか、14年から続くバラエティ番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)にも出演中。

 ただ、少年隊や嵐がそうであるように、SMILE-UP.は一部のメンバーが事務所を去った後も、グループだけをSMILE-UP.に残すことが可能な様子。堂本も同様に、KinKi Kidsの看板を事務所に残したまま、独立する可能性がありそうだ。

堂本剛、ラジオで涙こらえる場面も

 なお、剛は10月7日放送のラジオ番組『堂本 剛 とFashion & Music Book』(bayfm)の中で、.ENDRECHERI.として夏に開催したイベントを振り返った際、涙をこらえながら「こんなにいろんな人たちが、この『.ENDRECHERI.』のファンク(ミュージックを)聞きに来てんのんかって思ったら、むしろホント、平和っていうか」と語り、「ちょっと感情的になってしまって申し訳ございませんでしたけれどもね。僕も生きてる人間ですので、いろんな感情抱えながら生きておりますけれども」と心境をコメント。

 この放送の数日後には、インスタグラムのアカウント名を「tsuyoshi.domoto24_j」から「tsuyoshi.d.endrecheri.24h.funk」に変更し、剛ファンの間で「jを取った」と話題になっていた。

 所属アイドルの中でも、とりわけジャニー氏と近い関係にあったとされる剛。複雑な感情を抱える中、決断の日は来るのだろうか。

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