5日に放送されたTBS系『「二宮孝太郎」×「それSnow Manにやらせて下さい」合体SP』で、Snow Manが“育ての親”である滝沢秀明氏の旧ジャニーズからの退社について初言及。メンバーが「TOBE移籍の可能性」があったことを示唆し、彼らを誘わなかった滝沢氏の真意をめぐってさまざまな意見が飛び交っている。
番組では、パリ滞在中のラウールを除いたメンバー8人が嵐の二宮和也をゲストに迎え、居酒屋でお酒を酌み交わしながら本音トークを展開。二宮は昨年10月に旧ジャニーズの後継会社「STARTO ENTERTAINMENT」を退所したが、その当時について「タッキーから全然、声がかからなかった」と冗談めかして話し、2022年に旧ジャニーズ事務所を退社した滝沢氏の名前が飛び出した。
さらに「事務所を辞めた人と連絡を取っている?」という質問が出ると、二宮は「つながっている人は取れるよ」とし、生田斗真、風間俊介、岡田准一の名前を挙げ、最後に「あとはタッキーも取ってる」と再び滝沢氏に言及した。
YouTube動画の企画でTOBEの演出のパロディをする時に「借りるね?」「やめな。怒られるよ」というやり取りがあったそうで、これにSnow Manのメンバーたちは驚愕。佐久間大介が「僕たちは滝沢くんと一切、連絡を取っていないんで。意外でした」と明かすと、今度は二宮が「全然取ってないの? 誰も取ってないの?『あけましておめでとうございます』も?」と新年のあいさつすらしないことに驚いていた。
そのまま滝沢氏の退所時の話題になり、渡辺翔太は「滝沢くんが恩師であることには変わりない。辞められた時、必然的に、最初はみんな『滝沢くんが行くんだったら俺らも行くのかな』って」と本音を吐露。メンバーたちが滝沢氏に追随し、旧ジャニーズを退所する可能性があったことを示唆した。
滝沢氏に「一番かわいがってもらっていた」という深澤辰哉も、「正直、めちゃめちゃいろいろ考えました。別に声がかかっていたわけではないけど」と明かし、滝沢氏の退社で気持ちが揺れたことを告白している。
ただ、深澤は「きれいごとではなく、滝沢くんが今求めるエンターテインメント、自分たちは自分たちのやりたい環境でのエンターテインメントって意味では、そこまで意識してるものはない」とし、現在は気持ちを切り替えていることを明言。さらに、目黒蓮は「滝沢くんにたくさんお世話になった。でもこの会社に育ててもらった」、佐久間は「この事務所が好きなんです。この事務所でデカいことがしたい」と語り、滝沢氏に恩義を感じながらも「事務所に残る」という決断をした理由を明かした。
滝沢氏は退社後の昨年3月に新事務所「TOBE」を立ち上げ、元King & Princeの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太(現・Number_i)をはじめ、三宅健、北山宏光らが旧ジャニーズから続々と合流。一部メディアでは、滝沢氏が育てたSnow Manの移籍が噂されたが、今回の番組でメンバーの口から「滝沢氏から移籍を打診されていなかった」ということが明らかにされた。
本来であれば、設立から間もない新事務所にとって、人気絶頂のSnow Manは喉から手が出るほどほしい人材だろう。Snow Manを育てた滝沢氏が口説けば、全員もしくは一部のメンバーがTOBEに移籍した可能性は否定できない。しかし、滝沢氏がそれをしなかったと分かったことで、ネット上では以下のような声が上がっている。
「タッキーがどれだけSnow Manを大事に思っているのか伝わってきて涙出た」
「9人で今のままの環境で続けてほしいっていうタッキーの親心だと思う。スノのTOBE移籍が絶対ないってわかってよかった」
「連絡を一切取ってないのは寂しいけど、それも互いの立場を思いやってのことなんだろうね」
「これで憶測だけでタッキーを叩くようなバッシングはなくなりそう」
その一方で「不自然なほどのタッキー上げで、忖度なしアピールしてるようにしか見えない」「メンバー全員、まったくタッキーと連絡取ってないなんてことあるのかな」「もし誘われたメンバーがいてもテレビで言わないでしょ」といった疑問の声もあるなど、さまざまな意見が飛び交っている。
これだけ物議を醸しているのは、Snow Manのメンバーの口から滝沢氏のことが語られた衝撃が大きい証拠といえそうで、今後さらに波紋が広がっていきそうだ。