14日深夜に放送された『永野&くるま クレバーなクレーマー』(テレビ朝日系)で、同局の三谷紬アナウンサーが珍しい誤読をしてしまう一幕があった。
さまざまな業界に実際に寄せられたクレームを紹介し、そのクレームをピン芸人の永野と令和ロマン・高比良くるまが「クレバーなクレーム」か「言いがかり」かをジャッジするという同番組。
「これやめましょう、(三谷アナは)ニュースやりたいから。やばいやばい」と永野がスタッフにカットを促してフォローするが、後の祭り。三谷アナも赤面するしかなかった。
言葉のプロであるアナウンサーたちがこうした誤読をしてしまうことは非常に珍しいが、だからこそ一度やらかしてしまうと長く語り継がれることにもなってしまう。
ここでは、アナウンサーファンたちの間で伝説となっている誤読の例をいくつか紹介したい。
■「地下金庫」→「地下ちんこ」
当時『めざましテレビ』のキャスターを務めていた中野アナ。華やかなルックスでフジテレビの看板アナとして活躍した女性だが、「地下金庫を報道陣に公開しました」というニュース原稿を読む際に「地下ちんこ」と誤読。日銀が、とんでもないものを報道陣に公開したことになってしまった。
中野アナはほかにも「左投左打」を「さとうさだ」、「落日」を「おちめ」と読むなど、誤読ファンたちにとってヒロイン的な存在だった。
■「団塊」→「だんこん」
NHK・森麻衣子キャスター
NHK神戸放送局のニュース番組『Live Loveひょうご』内で、キャスターを担当する森麻衣子アナが「団塊」を「だんこん」と誤読。しかもこれは、メインキャスターの坂本聡アナが「みなさんは何世代でしょうか? 団塊やバブル」と正しく読んだところを訂正する形で「だんこん」と強調するという特徴的なムーブでファンを喜ばせた。
ちなみに、フジテレビの高島彩アナも同じく「団塊」を「だんこん」と誤読したことがある。
■「ホワイトソックス」→「ホワイトセックス」
NHK・久保純子アナウンサー
天下のNHKで人気と実力を兼ね備えたトップアナとして活躍していた久保純子アナ。米メジャーリーグについての報道で「シカゴホワイトソックス」を紹介する際に「ホワイトセックス」と誤読。その清楚なイメージも相まって「ギャップがすごい」「いや、イメージ通りだ」などとファンの意見を二分する騒動を起こしている。
また、同様にフジテレビの佐々木恭子アナも「ボストンレッドソックス」を「レッドセックス」と誤読したことがあり、ファンの間では「ホワイトとレッド、どっちがどうなのか」と話題を呼んだことがある。
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アナウンサーとて人間、ミスは誰にでも起こりうるもの。こうした誤読についても、温かい目で見守っていきたいところだ。