今週の注目記事・1「三木谷の右腕『穂坂雅之副会長(69)』が深キョン似愛人と楽天カード不倫」(『週刊文春』7/25日号)
同・2「『アラン・ドロン』謎の“日本人妻”が初告白」(『週刊新潮』7/25日号)
同・3「兵庫県知事 パワハラ告発元局長を自死に追い込んだ『7人の脅迫者』」(『週刊文春』7/25日号)
同・4「『次代の天皇』の叔父が危うい」(『週刊新潮』7/25日号)
同・5「『奥様会』写真に新事実も…大谷真美子夫人が水原一平の“代役”を見つけていた!」(『週刊文春』7/25日号)
同・6「強運『トランプ大統領』“再臨”で『1ドル200円超え』時代にどうなる日本」(『週刊新潮』7/25日号)
同・7「『命だけは平等』崇高な志から転落…『徳洲会病院』徳田虎雄の功と罪」(『週刊新潮』7/25日号)
同・8「石丸伸二(41)VS岸田文雄(66)広島1区禁断の『当落』」(『週刊文春』7/25日号)
同・9「認知症 なりやすい人の習慣 ならないひとの暮らし方」(『週刊現代』7/20・27日号)
同・10「京都発企業はなぜ強いのか?」(『週刊ポスト』8/2日号)
【巻末付録】現代とポスト、SEXYグラビアの勝者はどっちだ!
今週は大スクープはなく、皆ドングリの背比べ。
文春の楽天の三木谷の右腕「穂坂雅之副会長(69)の不倫」は読ませるのだが、ご本人にさほどのネームバリューがあるわけではないので今週の注目記事・1にした。
このところFRIDAYの不振が目立つ。FLASHもスマッシュヒットを打てていない。現代とポストは相変わらずの高齢者&暇ネタばかりで、取り上げるのに苦労する。
ブツブツいっていないで、最初はそのポストからいこう。
京都の企業はたしかに個性を持ったユニークで強みを持った企業が多いのは確かだろう。
電子部品大手の京セラ、世界的なエンターテインメント企業の任天堂、セラミックコンデンサで世界首位の村田製作所といった京都に本社を置いて世界を相手にする企業が多く、、市場では「京都銘柄」という呼称もあるそうだ。
計測器メーカーの堀場製作所の創業者・堀場雅夫の長男の堀場厚会長(76)は、京都にオンリーワン企業が生まれる理由をこう分析している。
「他の誰かが儲かっているから真似をしようとする姿勢は、京都弁で言う“けったくそ悪い(かっこ悪い)”ことで、“恥”なんです。それぞれが歴史や伝承を継承しながら、匠の技術で“ほんまもん”を追求する意識が非常に高い。だから世界で認められる製品をつくれる。それが京都ならではの強みだと思います」
京セラのセラミックや村田製作所の部品は清水焼がルーツといわれるそうだ。ロームなどの半導体のスクリーン印刷技術のベースには友禅染の型紙彫刻があるという。
質が良いため値段は高くなる。一時的に顧客が離れることもあるが、最終的には「ほんまもん」に戻ってくる。「そもそも価格ではなく、独創的な技術力で勝負しているのです」(堀場会長)
企業トップたちの横のつながりが強いことも京都の企業の強味だという。お互いがプライドを持ちながら、連携も取りやすいそうである。
観光はもちろんのこと、世界的な企業も京都に集まるというのはいいことだと、私は思う。
だが、あまり企業が京都に多く集まってくると、オーバーツーリズムだけではなく、企業の形が京都を変えてしまわないか。
まあ、京都の風土と調和し、景観を壊さない街づくりを頼んまっせ。
お次は認知症についての現代の特集。
なりやすい人となりにくい人があるという。読んで納得。
なにかにつれイライラしている人間は危ないようだ。私がそうだ。
今のところ睡眠時間は足りているが、それも誘眠剤を飲んでのことだから、威張れたものではない。
ストレスを感じやすい人ほど、認知症を引き起こす脳内の老廃物「アミロイドβ」が増えやすいのだそうだ。
それに、日本人は世界的に見ても認知症患者が占める割合が、OECD加盟国の平均が1000人当たり14.8人なのに、日本は23.3人と多いそうである。
私のようなイライラしているストレスを感じている人間が多く、睡眠時間が世界一不足していて、その上ボケやすいのが日本人なんだそうだ。
さらに現代によれば、AB型で左利きやパン食派は認知症になりやすいというのだ。
昔から、年を取ってかかるのはがんと認知症、どっちがいいかという“難問”がいろいろいわれてきた。今は、認知よりがんの方がいいという意見が多いだろうが、もう少しすれば、認知も治せる病になる時が来るのではあるまいか。
まあ、私はそれまでは生きてはいないが。イライラせずに、立川談志や古今亭志ん朝の落語でも聞きながら、昼寝でもしようか。
都知事選以来、話題は小池百合子ではなく、160万票以上を集め2位に健闘した石丸伸二(41)に注目が集まっている。
選挙後に、次は国政に? と聞かれ、岸田首相の広島1区から出ようかなと発言したものだから、すわ、岸田の刺客になるのではと、メディアが勝手に盛り上がっている。
私は前にも書いたように、石丸の票の多くは自民党や岸田政権に対する批判票が、蓮舫ではなく石丸に投じられたので、石丸個人がいいと思っている有権者はそれほどいないと考えている。
それに文春が報じているように、石丸には広島県安芸高田市長時代、パワハラや議会との対立があり、さらに、石丸から「恫喝された」と名指しされた女性市議が「事実無根」として、市と石丸を訴えていた裁判では、地裁判決で名誉毀損が認められている。
小さな市でさえも満足に務められなかった人間が、都政は無理だろう。
だが、一議員なら、“おもろいヤツ”だと当選する可能性はあるかもしれない。話題作りとしては岸田の広島1区は面白いかもしれない。敗れても名前は残る。
では、石丸が岸田に挑んだらどうなるのか。
政治広報システム研究所の久保田正志代表は、
「内閣支持率一五%以下で解散し、かつ投票率が上がること。つまり、無党派層の投票がどれだけ増えるか。一区は無党派層が多いと言われ、自民党劣勢の選挙では自民党候補が軒並み危機に立たされている。もし広島でも一区現象が起これば、大波乱もあり得ます」
このところ岸田内閣の支持率がやや持ち直してきている。飽きっぽい、忘れやすいこの国の民だから、2カ月もすれば石丸のことなど忘れ去ってしまっているのではないか。
自民党都連最高顧問の深谷隆司(88)の石丸評は、
「変な人だなっていうのが全員の印象だね。別に彼を批判したり、けなすつもりはないけど、少なくとも政治家には向いていないと思った」
私も同じ感想を持っている。
さて、徳田虎雄が亡くなった。享年86。
徳田という名前は過去のものになってしまったが、私が編集の現場時代は、一代の英雄といわれた時もあった。
鹿児島県・徳之島で生まれ、貧しさのために三歳の弟の命を救ってやれなかったことで、医者を目指す。
34歳の時大阪・松原市に病院を開設、2年後に徳洲会を設立する。
能宗克行徳洲会元事務総長によれば、
「最初に病院を作った際、自分自身に約1億7000万円の生命保険を掛けて、銀行から融資を引き出したのです」
徳田の理念は「命だけは平等」。徳田は次々に「年中無休。24時間オープン」を掲げて徳洲会を全国につくっていった。日本最大の民間医療グループに育て上げたのである。
だが、性急に病院を増やしたため、各地の医師会と衝突する。
対立候補と札束選挙を繰り広げたが、あえなく落選。だが、これでは諦めない。札束を増やし、住民一人一人に1万円を配るという、今では考えられない選挙戦を繰り広げるがまたも落選。
ようやく1990年に初当選。4期務め、政界のドンの一人といわれるが、2002年に難病ALSに罹患してしまう。
だが徳田の執念は衰えない。息子を総理大臣にするという悲願を達成するため、選挙に徳洲会の人間たちを多数派遣したため、東京地検特捜部に徳田や夫人が公選法違反で起訴されてしまう。
夢破れた徳田は、亡くなるまで徳洲会の個室で過ごしたという。
さまざまなカネにまつわる“事件”は起こしたが、命は平等という理念を貫こうとした一代の傑物だったことは間違いない。
ところで、アメリカの大統領選。バイデンがようやく出馬辞退を表明したことで、ますます混迷してきそうである。
バイデンは「カマラ(ハリス副大統領)を全面的に支持し、推薦する」と表明し、事実上の後継指名をしたようだが、すんなりと彼女に決まるかどうかは不透明のようだ。朝日新聞Digital(7月22日 5時19分)はこう報じている。
「ハリス氏は副大統領に就任後、人工妊娠中絶をめぐって連邦最高裁が重要判決を出したこともあって、中絶を擁護する立場から積極的な発信を担ってきた。
ただ、その他の分野でめぼしい実績がないとの見方も根強い。ハリス氏は、米国にとってきわめて重要な懸案である移民対策も任されてきた。共和党やトランプ氏はバイデン政権の国境管理が甘すぎると激しく攻撃している。誰が担当しても簡単ではない問題だが、この問題を巡ってハリス氏は『成果』を出せていないという批判を受けてきた。
さらに問題なのは、ハリス氏がバイデン氏と同じくらい不人気だということだ。各種の世論調査をまとめた選挙分析サイト『538』によると、ハリス氏の支持率は17日時点で38・7%で、21年9月以降、一貫して不支持率の方が上回っている。このため民主党内でも、ハリス氏で大統領選を戦えるのかと不安視されている」
一方で、トランプのほうは、銃撃されたが「わずか数センチの差で死神から免れた」(新潮)ため、勢いを増しているようだ。
新潮によれば、トランプが大統領に再選されれば、一番の不安は、米国内のインフレが再燃するリスクが高まるそうだ。
中国製品への関税を60%超を始め、輸入品には一律10%の関税を課すと表明している。
更に移民の受け入れにも否定的なので、労働力不足がさらなる賃金を押し上げる。トランプは大幅減税をやるといっているため、これもインフレを招く恐れがある。
そうなれば、FRB(連邦準備制度理事会)が利下げをしようとしているが、これも見直しを迫られるかもしれないという。
「米国が利上げを迫られれば、日米の金利差が再拡大し、1ドル180円、ひょっとしたら200円超といった展開にもなりかねないと見る市場関係者もいます」(経済コラムニストの高井宏章)
中には国内の工場を米国に移転させる動きが出てくるかもしれないという。トヨタなどは、豊田章男会長が、「日本はトヨタに感謝していない。日本で頑張る気が起きない」と公言しているから、全ての工場をアメリカに持っていくといい出すかもしれない。
もしトラが確トラになった時、安倍のような信頼関係が岸田に築けるとは思えない。
いい機会だから、アメリカの妾・植民地から抜け出し、独立した道を歩むことを考えたらいい。沖縄で10代の女性たちが米兵に強姦された事件が何度も起きても、日本側には知らせてこないし犯罪者を引き渡しもしない。
こんな差別を容認していては、アメリカと信頼関係は築けるはずはない。戦後79年が経つ。遅きに失したが、ここらでアメリカの呪縛から逃れ、日本は独立すべきだと、私は思う。
ロシア、中国、インドはますます発言力を強め、アメリカは孤立化を早めていくだろう。これまで外交などやったことにないこの国が、独立し、独自の外交を展開するのは難しいとは思うが、このチャンスを逃したら、後100年はアメリカの植民地状態が続く。
トランプはディール好きだから、何か彼が喜ぶ交換条件をやれば、どうぞどうぞというかもしれない。
こらからの日本の目標は「日本独立」だ。
またまた今日(7月22日)も大谷翔平だ。節目の30号の特大ホームランをかっ飛ばした。
ピンポン玉のようというのは大谷のホームランのことをいうのであろう。打った瞬間、ボールは軽々とフェンスを越え、上段に突き刺さった。
今晩帰宅して、真美子夫人と何を話すのだろう。このところ、12億円豪邸を日本のテレビが写したから移らずに、新しい家を買うなどという報道も出ていたが、どうなっているのだろう。
先日のオールスター戦の前のレッドカーペットに大谷が真美子夫人を伴って現れ、話題になったが、普段の生活はどうしているのだろうか?
そんな疑問に文春が少し答えてくれている。ドジャースの奥様会というのがあるそうだが、そこに真美子夫人が出席して、10名を超す夫人たちと笑顔で写真に納まっていたそうだ。
今回の婦人会は、カリフォルニアの最高級リゾート・マリブにある高級レストランで開かれたそうだ。
「ただ、真美子さんはお酒をあまり飲まない。この日は太陽が沈まないうちから、マリブ・ピニャコラーダを連想させる白いカクテルや白ワインがグラスに注がれていました。そんな中で、彼女はソフトドリンクや水も飲んでいたようです」(球団関係者)
酒は飲まないのか? 大谷も飲まないのだろうから、酒代はかからないな。
「無理に調子を合わせることなく、自分のペースで妻たちとの社交も楽しんでいるようです。英語力さえさらに上達すれば、もっと奥様会にも馴染んでいくのではないでしょうか」(同)
とても大谷との仲もよさそうな雰囲気が写真からも伝わってくる。あの羽生結弦のようにはならないな。
このところ雅子皇后の不調説が週刊誌で何度か報道されたが、秋篠宮家については珍しく報じるところがなく静かだったが、ここへきて新潮が、紀子さんの実弟・川嶋舟東京農業大学准教授が、怪しい会社と関わっていると報じている。
先日の文春の、小池百合子の実兄の怪しいビジネス同様、何かあるのか新潮を読んでみた。
秋篠宮紀子さん(57)の実弟の川嶋舟(しゅう・50)が2021年6月から取締役を務める農業関連会社、グッドソイルグループが役員大量解任など“異常事態”が起きているというのである。
川嶋は学習院高等科を卒業した後、麻布大学、東大大学院で獣医学を専攻した。以降は東京農大で教職に就く傍ら、獣医師としても活動してきた。
「世間知らずのボンボンだと評される川嶋氏は、怪しいNPO法人の広告塔を務めてしまうなど、過去に何度もスキャンダルに見舞われてきました。22年には、再婚相手の女性経営者(40)が手がける下着ブランドの販売会場となったホテルに秋篠宮ご夫妻が“偶然”立ち寄り、皇室ブランドを商業利用したのではないか、と疑念を持たれたこともありました」(さる経済ジャーナリスト)
だが、今回のグッドソイルを巡る問題は、川嶋本人が同社に経営者そのものとして名を連ねているため、これまでとは比較にならないほど深刻化してしまう可能性があるという。
新潮が、同社の登記簿を確認してみると20年以降、取締役が4名も解任されている事実に気が付いたそうだ。
企業法務に詳しいウィンズロー法律事務所の今田覚代表弁護士によれば、
「これほど立て続けに取締役が解任されている会社は、そう見かけません。株主総会の決議によってなされる取締役の解任は平たく言えば“クビ”で、会社としても正当な理由がなければ、損害賠償請求訴訟を受けるリスクがあるからです。よって、今回のように連続して解任がなされているのは、株主と取締役の間で大きなもめ事が起きているなど、何かしらの異常事態に陥っていると推測します」
荒殿忠一という人物が代表取締役を務めるグッドソイルは、川嶋が取締役に就任する前々月、登記簿の〈目的〉の欄に6点の農業関連ビジネスを追加しているという。現在はホームページを見る限り土壌の開発やレモン圃場(ほじょう)の経営を手がけているようだ。
新潮では、グッドソイルの元取締役が、荒殿から「3年以内に上場する」といわれ、同社の新規株や同社の事業に1億5000万円も注ぎ込んだのに、上場もせず、カネも帰って来ない、「殺してやりたい」と語っている。
他にもいろいろあるようで、これが事実なら相当やばい人のようだが、荒殿代表は川嶋を会合や会社のイベントに呼んでいたとのことだ。
同社のさる元取締役によれば、
「グッドソイルはピーナッツペーストを販売しているのですが、その原料を作る畑が東広島市にあり、かつて現地の酒蔵で試食会を開いたことがありました。そこに川嶋さんがいらっしゃったんです。会には15~20人ほどが参加していましたが、荒殿は川嶋さんについて“この方は紀子さまの弟で皇室と縁があり、弊社に携わってもらうことになりました”と説明しました」
そうした様々な疑惑がある件を、川嶋本人に聞こうと携帯電話を鳴らすと、このように答えたという。
――登記簿を確認した限りでは、現在も川嶋さんはグッドソイルの取締役でいらっしゃいます。
「それは、外れるように手続きしているはずです」
――つまり、本当はすでに辞任しているけれど、その事実が登記簿にはまだ反映されていない、ということでしょうか。
「おそらく……」
――では、辞任したのはいつ頃でしたか。
「およそ2~3年前だったと思います」
しかし、今度は荒殿代表に電話すると、現在も川嶋は取締役であり、「仕事でのご協力をいただいている」と、川嶋の発言とは異なる話をしたというのだ。
川嶋がグッドソイルの取締役であることの責任について、今田弁護士はこう解説する。
「たとえ、名義を貸しただけの“名目的取締役”であっても、被害者に対して賠償義務を負う可能性があります。特に、多額の役員報酬を得ていたり社会的地位が悪用されることを容認していたりすれば、言い逃れはできないでしょう。他の取締役の行為についても連帯して賠償義務などを負う立場にあるという意味で、取締役には重い責任が課せられているのです」
後日、荒殿は弁護士を通して、川嶋は辞任している、辞任届を送ったが、返信をもらっていないので、登記上はまだそのままになっていたと答えてきたそうだ。
おそらく、川嶋から連絡がいったのだろう。
将来の天皇の叔父という立場をもっと真剣に考えてほしい。紀子さんはそう思っているはずだ。
さて、痛ましい事件である。
今年3月に斎藤元彦兵庫県知事の違法行為、パワハラや贈答品を自宅に山積みなど7項目にわたって西播磨県民局長のXが告発した。だが、その後の展開は思わぬ方向へ向かい、7月7日にXが生家で遺体となって見つかり、7月12日には片山安孝副知事が辞職願を提出した。
なぜ、告発側が死を選ばなくてはならなかったのか。
文春の取材によれば、斎藤知事を取り巻く「牛タン倶楽部」といわれる人間たちが、Xの私的なことをPCから取り出し、その内容が漏れていたというのである。
「この“4人組”は、みんなもともと人事課出身。2013~16年に当時総務官僚だった斎藤知事が宮城県に出向していたころ、東日本大震災の復興関連で、兵庫県も職員を派遣することが多かった。するとこの4人組と斎藤知事は仲良くなり、いつも仙台でつるんでいた。兵庫県庁では知事以下5人を『牛タン倶楽部』と陰で呼んでいます」(県職員)
県庁周辺では、こんな目撃談もあるという。
「人事課を管轄する総務部長が、大きなカバンを持ち歩くようになった。中には大きな2つのリングファイルに綴じられた文書が入っており、県職員や県議らにその中身を見せて回っていたようです。リングファイルの中身は、3月下旬に押収したX氏のPCの中にあった私的な文章。どうやらその文章は、4人組によって、県議や県職員の間に漏れていたようです」(同)
文春によれば、Xは告発文書の公表以来、陰に陽に“個人攻撃”を受けつづけ、ついに自死を選んだというのである。
斎藤知事には、上郡町の特産ワインを「おねだりした」という件も明らかになっている。
斎藤知事は記者会見を開いて疑惑に対する事実関係を詳らかに説明し、県民に迷惑をかけたことを詫び、即刻辞任すべきではないか。
いつまでもみっともなく知事の座にしがみつくのは見苦しい。
ところで、我々の世代はアラン・ドロンという名前に弱い。
ジャン=ポール・ベルモンドよりも日本人には人気があった。映画『太陽がいっぱい』『山猫』はもちろん、『サムライ』『若者のすべて』。ダリダが歌ってドロンが囁くCD『あまい囁き』も日本の女性たちの間でヒットした。
ドロンは日本好きで、よく来日した。だいぶ前に週刊誌で、吉原だかどこかのソープランドにドロンが来たという記事が出ていたが、日本女性が好きだったようだ。
黒柳徹子が50年ほど前にドロンに口説かれたと話していたが、ドロンと近しい関係を持った日本女性は多いのではないか。
そのドロンも88歳。さすがに艶聞とは縁遠いと思ったが、そうではないらしい。日本女性で、今年66歳になるヒロミ・ロランと17年間も、ドロンの豪邸で一緒に暮らしていたと新潮が報じている。
そのヒロミが、メディアの取材に初めて答えたようで、今回と来週の2回に分けてやるようだ。
「2017年に映画界からの引退を示唆し、久しく表舞台から遠ざかっていたドロンの動向が注目を集めたのは21年9月のこと。フランス映画界における盟友、ジャン=ポール・ベルモンドの葬儀に姿を現したのだ。この際ドロンに同行したのが、過去17年にわたりドロンと仏中部ドゥシーの邸宅で生活をともにしてきたヒロミ・ロランさん(67)である。
国民的スターに寄り添うアジア人女性の存在をフランス国民が知ったのは、これよりわずか2カ月前のことだった。
『7月1日にフランス国際放送のTV5MONDEが、ドロンの特集番組「アラン・ドロン 世界を前に」を放送したのです。インタビューが中心の1時間番組で、収録場所はドゥシーの自宅でした』(地元紙記者)
番組は欧州各国で話題を呼んだ。ドロンは2019年6月14日に脳卒中で倒れており、以降は療養生活を送っているとみられていたからだ。
『ドロンがメディアの取材を受けるのは久々でしたが、それ以上にプライベートに関する意外な発言が世間の耳目を引きました。ドロンは初めて“日本人の連れ合い”との表現で、長らく同居する女性の存在を明かした。それこそが、ヒロミでした』(同)」(新潮)
馴れ初めは、1989年12月に、映画監督を目指していたヒロミが撮影所でアラン・ドロンと会ったことからだった。
その後、明日スタジオに来るようにいわれ、行くと、やさしくキスしてきたという。その後、2人きりでディナーを食べ、その夜、結ばれた。
恋人同士になった2人は、人目もはばからずデートしていたが、彼は、自分に妻がいることは黙っていたという。
妻のことはその後話してくれたが、子どものため一緒にいるので、男女関係は無いと話していた。だが、ある時、息子が彼に生まれたと聞き、問いただした。どこの国の男も、世界一の美男子も同じような言い訳をしているのだな(笑)。
ドロンは妻と別れると、またヒロミにドゥシー(フランスの自宅)に来て欲しいと電話をかけてきたという。
彼女が49歳の時、ドロンの自宅に行き、17年間に及ぶ同棲生活が始まったという。
「普段のドロンはとても嫉妬深いのよ」と話している。
だが、そんな平穏な日々が突然、破られた。ドロンの子どもたちが彼女を訴えたのである。
「昨年7月5日、この三人は連名でヒロミさんをドロンに対する『モラル・ハラスメント』、『信書の窃取』などの容疑では刑事告訴し、そのうえでドゥシーの自宅から追い出した。驚くべきことに、この告訴に当のドロンも加わっていたのである。告訴の理由は、ドロン家の代理人を務めるクリストフ・アイエラ弁護士がメディアに発表した声明文から読み取れる。
〈ヒロミは策略や脅迫を用いて、アラン・ドロンを親戚や友人、家族から孤立させ続けた。彼女はドロンの電話での会話や個人的なメッセージを常に監視している。時にはドロンの代わりにそれらに応答し、彼のふりをして郵便物を横取りすることもあった。ヒロミは子どもたちが、これまでのように定期的に父親に会いに来ることを妨げている。彼女は専横的で、脅迫的な態度で、さらにドロン氏の飼い犬を決して容認できない方法で虐待している〉
結局、今年1月に彼女は不起訴となったが、ドロンとは離れ離れになってしまったというのである。以下次号。
さて、今週の最後の記事は、文春が報じている不倫スクープ。楽天グループ創業者の三木谷浩史(59)の右腕といわれる楽天カード取締役社長である穂坂雅之(69)の不倫&公私混同疑惑があるというのだ。
「穂坂氏は妻帯者にもかかわらず、現在、アラフォー女性のA子さんと不倫関係にあるのです。A子さんは女優の深田恭子似で、茶髪のショートカットが印象的なグラマー美女。穂坂氏は2年前に都内の35平米のマンションを購入し、彼女を住まわせている。さらに、穂坂氏の出張にも頻繁に同行しているのです」(楽天グループの関係者)
文春によると、楽天グループの連結売上収益は年間二兆円を突破するという。創業者の三木谷が全幅の信頼を寄せているのがグループ本体でもナンバー2の代取副会長の穂坂だという。
楽天カードは、ショッピング取扱高は年間21.1兆円で業界第1位。経常利益は400億円以上で、モバイル事業の不振を穴埋めする存在だそうだ。
役員報酬は三木谷の1億9千万を上回る約2億円だという。
三木谷も一目置くためか、穂坂の行動は大胆に見える。
文春は2人の行動確認に出動する。
6月16日の深夜1時ごろ、仙台市内の高級ホテルにタクシーで乗り付けた二人は、庭園風の小路をゆっくり歩いていたという。その日は繁華街・国分町の路上で彼女の頭を撫でていたそうだ。
翌日は「楽天イーグルス」の野球観戦。
その前の5月10日から12日までは神戸出張に彼女を連れて行っていた。
彼女は元々渋谷の会員制クラブ「S」で働いていたところを穂坂に見初められたそうである。
文春によれば、穂坂は楽天グループの関連会社である「Award」に彼女を雇わせているそうだ。
そして7月5日からはハワイへ。ファーストクラスで出張目的は「ハワイの商業施設内にある楽天カードのハワイラウンジのイベントやクライアントを招待したゴルフコンペ」だそうだ。
文春は7月15日、彼女やスタッフらとともにホノルルから帰国した穂坂を羽田空港で直撃した。
――A子さんとよく行動していますね。
「いや、関係ないですよ! 僕たち、取引先なので」
――不倫でもある。
「僕は公人でもない。私人ですから。会社を通して」
コーポレートガバナンスに詳しい、青山学院大の八田進二名誉教授がこう語っている。
「不倫関係という私的な感情を前提として会社の経費で出張しているのであれば、それは会社の資金の私的流用と同じ。立場上、特別背任罪や業務上横領罪に該当する可能性もあります」
楽天グループに質問状を送ると、こう回答があったという。
「頂いた件につきましては、至急調査をいたします。ご指摘の様な事実が認められる場合には、厳正に対処したいと存じます」
広報の返答にしては珍しく厳しいいい方である。察するに、この事案は三木谷のところに当然上がっていて、三木谷からの指示ではないか。
共にグループを大きくしてきた二人だが、進む道や経営方針を巡って対立し、袂を分かつというケースはよくある。
それに最近まで三木谷は文春でコラムを連載していた。気心の知れた記者に情報提供した?
そんな勘ぐりもしてみたくなる、楽天ナンバー2の醜聞である。
今度は穂坂側からの反撃が? それともすんなり楽天から離れるのか? まだまだ尾を引きそうな不倫報道である。
(文中敬称略)
【巻末付録】
まずは現代から。
「島田陽子 純真すぎて」「山岡雅弥 異次元の曲線」「相沢菜々子 太陽よりもまぶしくて」。やっぱり島田陽子がいいね。
お次はポスト。
「わ・る・な・ら、ハイサワーでおなじみ 美尻カレンダー15年間の厳選35尻」
袋とじ「完全未公開カット 8WOMANヘアヌード絶佳」
「新旋風ヒロイン すみぽんは甘え上手」「かとゆり 150万人がバズるくびれ」
いつもながらポストのグラビアにかける情熱には頭が下がる。その情熱の数パーセントでも記事の方に回してほしいと思うのだが……。