お笑いタレント・フワちゃんが、SNS上でピン芸人・やす子に過激なリプライを送ったとして大炎上している騒動。これに、同業者である芸能人が続々と反応している。
やす子は8月2日、自身のXに「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす」とパリ五輪と絡めたポジティブなメッセージを投稿。
これに、フワちゃんの公式Xが4日、「おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす」(現在は削除)とリプライしたため、批判が相次いだ。
また、フワちゃんが2002年より広告キャラクターを務めているGoogle製スマートフォン「Google Pixel」のCMで、彼女が「消しゴムマジックで消してやるのさ」というセリフを語っていることから、これに絡めた皮肉コメントが続出。SNS上で「誹謗中傷は消ゴムマジックでは消せません」といった書き込みが相次ぎ、「消しゴムマジック」がXでトレンド入りした。
そんな中、著名人もこの騒動に反応している。
5日深夜放送『JUNK 伊集院光・深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)に出演した伊集院光は、「自分のXに『伊集院さんはどう思っているんだろう』と(コメントが)来るんですよ。もともと俺、フワちゃんとうまくいってなかったから」と切り出し、「自分の思っている感じじゃないところが、フワちゃんの“もろ刃の魅力”でもあるし、どこか失敗するんだろうな、と(思っていた)。そういうもんなんだよ、フワちゃんは」と考察。
続けて、「型にはまったおじさんと比べると『可能性がある人なんだなあ』みたいなところで、俺(フワちゃんを)収めちゃった」とした上で、「(今回は)それが悪い方に出ている」と語った。
カンニング竹山が提案「(やす子と)肩組んだ写真流すとか」
一方、同日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に出演したカンニング竹山は、「裏アカなんかは、芸能人の場合は持たない方がいいですよ」とコメント。「フワちゃんがどんな気持ちで言ったのかわからないけど」と前置きしつつ、「いち早く謝るとこは謝る。(やす子と)2人でちゃんと肩組んだ写真流すとか(世間に)見せないと。世の中、臆測ばっかでいろんなこと広がるから」と対策を促した。
そして、同番組では山田邦子やNEWS・小山慶一郎もこの件についてコメント。5日深夜に放送予定だったフワちゃんの冠番組『フワちゃんのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)が急きょ休止となったことを受け、山田は「ラジオ番組で謝れば、よかったような気がする。この対応が何かまた臆測を呼ぶような感じですね」と言及。
すると、小山は「ラジオのスポンサーの方がいらっしゃるんだったら、(放送を)嫌がられた可能性もありますけどね」と推察していた。
楽しんご「勉強になりました。ありがとう」
さらに、楽しんごは、フワちゃんの当該投稿のキャプチャ画像をXに投稿し、「流石にこれはいつも好き勝手言ってる僕でも言わないよ!30過ぎた女が何言ってんの?本当相手が◯んだらどう責任取るの?」と投稿。その後に公開した動画では、「フワちゃん、僕も結構、出すぎたことを言っちゃう病気があるんですけど」と明かしつつ、「とても他人事とは思えなかったっす。だから逆に勉強になりました。ありがとう」と感謝を伝えている。
また、130R・ほんこんは自身のYouTubeチャンネルにて、フワちゃんの“タメ口”キャラを受け入れてきた芸能界に対し、「ああいうフランクな感じで来るっていうのをグローバル化かなんか知らんけど(略)『この子は構わへん』って器のデカいところを見せようとしてるバカな芸能人たちがいたんちゃうかな」と苦言。フワちゃんを取り巻く環境に関しても、「(今回の件は)本人が悪いねんけど、犠牲者やで。(周囲が)叱ってやらなアカンときは叱ってやらなアカン」と疑問視した。
4日にXで「本当にすみません 今ここで皆さんに報告することではないのですが、言っちゃいけないこと言って、傷つけてしまいました ご本人に直接謝ります」と謝罪したフワちゃん。Z世代を代表するタレントとして大ブレークした彼女だが、このままフェードアウトしてしまうのだろうか。