KAT-TUNの中丸雄一が8月7日、文春オンラインに女子大生とのホテル密会を報じられたことを受けて、謹慎することを発表した。もともと出演の予定はなかった『朝だ!生です旅サラダ』とは別に、レギュラー出演している『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)、『シューイチ』(日本テレビ系)への出演を見合わせることになった。
8月8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によると、中丸は7月4日に都内のアパホテルで20代の女子大生と密会していたとのこと。同誌の取材に応えた女子大生は、1年ほど前に中丸が路上でナンパをして連絡先を交換、これまでに2回ほどランチをした一方で、女子大生は中丸からの誘いを20回ほど断っていたと明かしている。ホテルでは「話していただけ」であり、肉体関係は否定。帰り際に中丸は、タクシー代としてその日持っていたお金の全額となる7000円を女子大生に渡したという。
中丸は今年1月に元日本テレビアナウンサーの笹崎里菜と結婚しており、既婚者が女子大生とホテルで密会をしていたとなると、誤解を与える行為だったことは確かだ。中丸が所属するSTARTO ENTERTAINMENTは、公式サイトにて〈社会的にも影響力のある立場として自覚と責任に欠けた行動であり、弊社といたしましては大変遺憾に思っております〉〈今後については、本人の意向により謹慎することとなりました〉と発表。中丸本人も〈関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけしてしまいますが、自分の行動に責任を持つためのけじめとして謹慎をさせていただきます〉とコメントしている。
「中丸さんは業界内の評判はさておいて、旧ジャニーズ事務所所属タレントの中ではスキャンダラスな話が公になることがほとんどなく、結婚するまで笹崎アナとの交際の噂もまったくあがっていなかった。アイドルとしてプライベートをしっかり自制するタイプだと思われていただけに、今回の報道にショックを受けているファンは少なくないでしょう」(芸能記者)
そんな中丸の一方で、ひそかに好感度を高めているのが、NEWSの増田貴久だ。中丸と増田は旧ジャニーズ事務所の入所同期で、プライベートの親交も深く、MBSラジオ『増田貴久・中丸雄一のますまるらじお』では、ともにレギュラーを務めている。
この『増田貴久・中丸雄一のますまるらじお』は、もともと増田とNEWSの元メンバーである手越祐也とのレギュラー番組『テゴマスのらじお』として始まったが、2020年6月に手越がNEWSを脱退したことで『ますますらじお』としてリニューアル。
「手越さんに続いて中丸さんがスキャンダルを起こしたということで、増田さんについては“相方がやらかす”なんて言われ始めています。ただ一方で増田さんは、これまでのアイドル活動の中で、スキャンダルを起こしていないだけでなく、熱愛報道すらない。そんな真面目な増田さんを拠り所にするファンはたくさんいます」(同)
中丸が所属するKAT-TUNと増田が所属するNEWSは、それぞれメンバーが次々とスキャンダルを起こして脱退していった経緯がある。だからこそノースキャンダルの増田の存在がより際立ってくる。
「メンバーはみなアラフォーなので、熱愛や結婚があってもおかしくはない。増田さんにしてもまったく恋愛をしていないというわけではないでしょうが、プライベートを表に出さない徹底ぶりは本当にすごい。今回の報道で中丸さんの好感度が下がってしまった今、増田さんがその好感度をごっそり持っていく可能性も高い。今後、増田さんは“アラフォー男性アイドル”として存在感を増していくはずです」(同)
ちなみに、NEWSとKAT-TUNのメンバーの中では、NEWSの小山慶一郎が2018年6月に未成年者との飲酒が報じられたことを受けて、活動を自粛している。このとき小山は、キャスターを務めていた『news every.』(日本テレビ系)を降板したが、自粛期間はわずか20日だった。中丸についても、小山のような早期復帰はあるのだろうか。
「小山さんと中丸さんでは、スキャンダルの内容が異なるので簡単に比較はできませんが、昨今では不倫が明るみに出たタレントは、少なくとも半年から1年ほどの活動休止期間を設けるケースが多い。中丸さんも同様の形になると思います。
そして、重要なのが復帰後のキャラクターですね。好感度が高かっただけに不倫報道によるイメージダウンは相当で、これまで通りのキャラクターで仕事をするのが難しくなるかもしれない。しかし、もともと“イジられキャラ”であるので、不倫報道を上手く武器にすることも十分に考えられます。また、これまで中丸さんが担っていた“好感度が高いアラフォーアイドル”というポジションは、増田さんに移行していくことになるだろうし、いずれにしろ中丸さんは今までとは異なるアプローチでのキャラ作りが必要になりますね」(同)
中丸はこれからの謹慎期間を使って、じっくりと今後の方向性について考えることなりそうだ。