「たびたびセリフを覚えてこなかったり、芝居をつけようとするとちょっと不機嫌な態度を見せたり……おかげで撮影現場の空気が悪くなることもしばしば。監督に対しても同じような調子です。
そう眉をひそめるのは、某ドラマ撮影スタッフ。彼が苦言を呈しているのは、現在放映中のドラマ『おせん』(日テレ)でテレビドラマ初主役となった女優・蒼井優のことだ。
「彼女は小学生の頃からCMや広告に出演し、1999年に舞台『アニー』の主役に抜擢されましたが、なかなか花開かずにファッション誌のモデルなど、下積みも経験していました。そんな彼女が女優として開花したのが『リリイ・シュシュのすべて』『フラガール』などの映画。だから、映画には思い入れが強い。しかし、今までもドラマにレギュラー出演したこともありましたが、確かに映画とは違って、ドラマ収録現場での評判はよくなかったですね。とにかくマイペースで、台本を覚えてこないと……」(芸能プロ関係者)
しかし、一方で蒼井をこう評価する声もある。
「映画『フラガール』では、ラストシーンでフラダンスを踊るクライマックスシーンがあるのですが、彼女は自分の踊りに納得がいかず、観客のエキストラたちが帰った後に、自分のシーンだけ撮り直したんです。その根性にはスタッフ全員が感心していました。幼少の頃からバレエをやっており、ひとりでレッスンに通ったり、銀座なんかをブラブラしてたんです。その頃から単独行動が多かったので、どうしてもマイペースになってしまうんでしょう。神田うのちゃんや一色紗英ちゃんなんかも、小さい頃からバレエをやっており、似たような境遇なので同じくマイペースですしね」(映画関係者)
『フラガール』では、数々の映画賞を総ナメにした蒼井だが、スクリーンで脚光を浴びた女優は、ブラウン管には収まりきらない……というところだろうか?
(サイゾー公式携帯サイト「サイゾー裏チャンネル」より)
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