来年2月から、全国ツアーを開催することが決定したトニセンこと20th Century。およそ3カ月をかけて北海道から鹿児島までをくまなくまわる予定で、全国24カ所28公演という強行スケジュール。今年3月に行われたツアー「オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ」の12カ所19公演と比べてほぼ倍の会場を巡ることが分かり、ファンにとっては慌しくも幸せな年の瀬となったようだ。
平均年齢35歳、しかもひとりは既婚者と、すっかりアダルトな雰囲気をまとっているトニセン。彼らのコンサートはダンス、歌唱力、トークともに安定した実力を誇り、R30のジャニーズファンにも安心して楽しめると評判だ。最近ではファンの要望に応えすぎてか、
「あとは脱ぐしかないです」
「事務所的にもギリギリのところでやってる」
「僕たちがジャニーズということを忘れないで!(笑)」
というところまで来ているというから、ますます見のがせない?
そんなトニセンだが、メンバーの近況で言えば、先ごろ長野博の舞台『フライパンと拳銃』が無事大阪で幕を閉じたばかり。千秋楽では、なんとカーテンコールの声に5回も応えるなどの大サービス。しかも最後には金銀の紙テープが上手と下手から打ち込まれ、舞い散る紙ふぶきとともに「Merry Christmas」の文字が......。この演出はキャストにも知らされていなかったようで、驚いた顔が印象的だった。
観客とともにクリスマス気分を味わった長野も、「よいクリスマスを! メリークリスマス!」と笑顔で退場し、これで本当に終わりなのか......と思いきや、最後の最後にひとりだけ登場し、なんと両手で投げキスの大サービス! このテンションの高さが、どれだけ充実した舞台だったかを物語っている。