"冤罪大国"アメリカの不安感をドラマ化した『プリズン・ブレイク』

――海外生活20年以上、見てきたドラマは数知れず。そんな本物の海外ドラマジャンキーが新旧さまざまな作品のディティールから文化論をひきずり出す!

 訴訟社会といわれるアメリカの裁判では、1994年のO・J・シンプソン事件裁判のように、大金で「腕がよく、実績もコネもあり、陪審員を説得させることができる」弁護士を雇うことができれば、限りなくクロでも無罪を勝ち取ることができると言われている。逆に冤罪率も高いとされ、一説によると年間1万人以上が冤罪であるにもかかわらず、投獄されているといわれている。犯罪の多いアメリカでは、刑事裁判のほとんどのケースで司法取引が行われており、これも冤罪を引き起こす原因になっていると指摘されている。

 裁判で有罪になると、これまた弁護士の腕次第で刑罰の重さや懲役年数が決まることになり、服役する刑務所が決定することになる(アメリカでは州により法律が違うため、同罪でも州によって死刑になったり終身刑になったりと大きく異なる)。

 アメリカの刑務所は日本とは比べものにならないほど、「自由」だと言われるが、これもケースバイケース。刑務所により警備レベルが異なり、警備レベルが低い刑務所は「囚人も人間らしく」をモットーにとても自由な服役生活を送っているが、世間を震撼させるような重犯罪を犯し死刑、終身刑、100年、200年を超える懲役刑判決を下された者たちが収容されるマキシマム・セキュリティー・プリズン(最高度警備体制がひかれた刑務所)では刑務所内での麻薬売買、ギャング同士の抗争、死亡事件、レイプにリンチなど想像を絶する出来事が連日勃発している。


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2009年12月13日の海外セレブ記事

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