「一度目の逮捕のあと、歌舞伎町のカラオケバーの店長を務めていましたが、薬物ルートとはまったく切れていなかったようですね。店を出させてくれたタニマチ男性に、給料が安いと噛み付き、背後の暴力団の影をちらつかせることもあったとも伝わってきます」(事情通)
とは、昨年暮に覚せい剤取締法違反(所持・使用)で、二度目の逮捕となった、元光GENJIメンバー・赤坂晃のことだ。
かつて、"ジャニー喜多川氏の最高傑作"とまでいわれた光GENJIのメンバーが、こんな末路をたどるとは、80年代のあの熱狂とともに青春を過ごした誰が想像しただろうか。では、他のメンバーたちは、いまどうしているのか。
「異色なのは2006年にIT系企業を設立し、自ら営業マンとして奔走しながら、タレント活動も続けている山本淳一くらい。あとは、現在も、歌手、タレント、俳優として一応活動中ですね」(女性誌記者)
まず元リーダーの大沢樹生は、芸能プロ「ドリームフォープロモーション」の社長でもあり、地道にドラマ、映画などにも出演中。佐藤寛之は、かつてのファンを対象としたイベントやライブを開き、「ファンを相手に日銭を稼ぐような活動状況」(前同)という。
内海光司と佐藤敦啓(現・アツヒロ)の2人は、いまもジャニーズ事務所に所属。
「"舞台で活躍"といえば聞こえはいいものの、もう何年もメジャーシーンに登場することはなく、まさに飼い殺し」(芸能プロ関係者)
一時はテレビから姿を消したものの、現在はライブ活動などを続けながら、アイドル時代の裏話を持ちネタにテレビで見る機会が増えてきている諸星和己が、唯一の勝ち組か。
「藤原紀香のミュージカル『キャバレー』では相手役を務めてもいます。解散後は、厳しい時代もあったようですが、個人事務所はバーニングプロの傘下ですし、いまもファンからの支援が厚いので、実はなんの不安も無く、悠々自適のタレント人生を送っているのでは」(芸能プロ関係者)
では、光GENJIとともに、80年代に人気を博した男闘呼組のメンバーはどうか。こちらも、昨年9月、成田昭次が大麻取締法違反(所持)で逮捕されているが、
「高橋和也は、ここにきて俳優として徐々に評価を高めており、前田耕陽は中村由真と離婚後、漫才師の海原ともこと"できちゃった婚"で、おのずと話題に上りました。趣味のパチスロ番組ほか、関西ローカルでの活躍や、舞台出演、プロデュース、ライブなど、派手さはないものの充実した芸能生活を送っているとのことです」(女性誌記者)
というように、93年の活動停止(事実上の解散)から15年以上が経って、この2人はやっと芸能界での立ち位置を見つけた形だが、いまもジャニーズに所属している岡本健一は、やはり「飼い殺し状態でしょう」(前同)。
「元光GENJIの内海、佐藤、そして男闘呼組の岡本とも、事務所の功労者として、それなりの給料は出ているようですね。
この"アイドルとしての旬を過ぎたら用済み"といわんばかりの放置プレーが、ジャニーズのお決まり。事務所に残っても地獄、出ても地獄という、事務所の体質が、赤坂や成田を転落させたという見方は、間違ってはいないだろう。
卒業組のひとり、「俺はビッグ」発言で業界から干されてしまった田原俊彦は、自身のブログで、ファンの悩み相談への返答とともに、ジャニーズ事務所への恨み節を綴っている。
「僕も18歳でジャニーズ事務所を建て直しましたから!! 今はいじめられてますけど!!! メリーばんざい!!!! 」
残った者、卒業した者ともに風あたりは強いが、これからも心を強く持ち頑張ってほしい。
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