7月期のフジテレビ系月9ドラマ『夏の恋は虹色に輝く』に主演することが決定した松本潤。嵐では初の月9主演に加え、ファン待望のラブストーリーとあって、早くも注目を集めている。

 ヒロインを務めるのは竹内結子。親の七光りで俳優になったものの、いまひとつパッとしない楠大雅(松本)が休日にスカイダイビングを楽しんでいたところ、トラブルでパラシュートが引っ掛かり、大木へ宙吊りに。そこへ、ワケありの美女・詩織(竹内)が通りかかりる.....という設定だ。

 プロデューサーによると「ツンデレ男子対元気女子」の対決も見所になるそうで、月9にふさわしいラブストーリーが期待できそう。また、連続ドラマでのラブストーリー出演は、2007年の『花より男子2』(TBS系)以来となる松本。

「"花男落ち"なんて言葉もある通り『花より男子』をきっかけに松本ファンになった女子は多いんです。彼女たちは、カッコいい松本潤にハマったわけで『スマイル』(TBS系)『バンビ~ノ!』(日本テレビ系)路線は求めていない。今回のキャラも正統派のカッコよさ......とはいかないかもしれませんが、とりあえずラブストーリーは大歓迎だと思いますよ」(ドラマライター)

 実際、ファンからは「年上女性との恋愛って『きみはペット』(TBS系)以来? すごく楽しみ」「今からドキドキで鼻血出そう」などという意見が続出。

 ところがその反面「キムタクですら苦戦している今の月9で数字取れるの?」なんて心配の声も......。

「初回こそ視聴率22%を記録した『月の恋人』ですが、2話が19%、3話が15%と次第に降下しています。ストーリー展開が古い、キャラに魅力が感じられない、などいろいろな意見が上がっていますが、要するにキャストありきのドラマはもう通じない、ということでしょう」(同前)

 "連ドラ冬の時代"と言われる現代だからこそ、一般視聴者の目は厳しくなっている。いくら人気者を主演にすえても、ストーリーや設定に魅力がなければ通用しないということか。

そういう点をふまえ、ドラマファンの反応を探ってみると、

「パラシュートで墜落したところに美女が通りかかるって何www」
「何が笑えるって、タイトルのセンスのなさ。長すぎでしょ」

 などと、早くもストーリーを懸念するダメ出しの声がちらほら。脚本は、『不機嫌なジーン』『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー』(ともにフジテレビ系)などで知られる女性脚本家の大森美香が手掛ける。放映前から早くも立ち塞がる壁を、松本は乗り越えられるのか? よくも悪くも7月期の最注目作となるのは間違いなさそうだ。


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これ以上のアタリ役に出会えるといいけど



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