朝ドラ『おひさま』でテンションを上げる斉藤由貴の立ち位置

朝ドラ『おひさま』でテンションを上げる斉藤由貴の立ち位置
『おひさま』公式サイト

 今回ツッコませていただくのは、井上真央主演のNHK朝ドラ『おひさま』。長野県・安曇野の景色は美しいし、内容も悪くはない。ただ、何より残念でならないのは、ヒロイン・須藤陽子(井上真央)が齢を重ねて現代版(若尾文子)になって、都内の主婦・房子(斉藤由貴)に自身の半生を語るという設定だ。

 子ども時代の話はおとなしくやや地味だったが、成長して女学生になったヒロイン・井上真央。友人たち(満島ひかりマイコ)が登場してからも、とりたてて何が起こるわけでもなく進んでいく。大きな出来事といえば、千原せいじによる痴漢的エピソード(映画館の暗闇で井上真央の手をサスサス撫でるという変態的行為!)ぐらいだろうか。しかし、若さというのは偉大なもので、若い女の子3人が集ってキャピキャピしているさまは、たとえそこに何の内容もなくとも、ただそれだけでキラキラしていて、華やいだ感じがする。悪くない。にもかかわらず、その都度、水をさすように添えられるのが、陽子晩年(若尾)のナレーション。

すべてのささやかでキラキラした思い出を「あのときは本当に恥ずかしくて、兄を呪い殺して私も死のう、と本気で思ったわ(笑)」「世界の終わりだと思ったわ(笑)」などという大女優・若尾文子のゆっくりのっそりとしたしゃべり、しかも"少女"特有の大げさ表現が、覆い尽くしてしまう。輝きが台無しだ。さらに、視聴者側がなかなか感情移入できないのは、そんな「のっそりした思い出話」に対して、聞き手の主婦役を務める斉藤由貴が盛り上がりすぎ、前のめりに聞きすぎること。


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