8月10日に念願のCDデビューを迎えるKis-my-Ft2が、8月28日、東京ドームで初の"ドーム公演"を行うことがわかった。デビューの際には大々的なお披露目を行い、世間にPRしていくのがジャニーズ事務所のやり方だが、今回はさすがに「時期尚早なのでは」との声があちこちで挙がっているという。

「今やっている(デビューツアーの)アリーナクラスですら、チケットがダブついている状態ですから、1日限りとはいえドームは厳しいでしょう。熱心なファンは早くも、他グループファンの友人に声を掛け、チケットを買ってもらえるよう呼びかけてるといいます」(ジャニーズに詳しい記者)

 振り返れば、先にデビューしたHey!Say!JUMPもデビューコンサートとして東京ドーム公演を強行したものの、席が埋まらず苦労した。そのときは"無料招待券"の配布という苦肉の策がとられたようだが......。

 「最近のジャニーズタレントは身の丈に合わない会場を用意され、席が埋まらず......ってことを繰り返してますね。事務所的には『こんなに大きい会場でできるくらい人気があるんだ』ってアピールしたいんでしょうけど、これではタレントがかわいそう」と語るのは、古株のジャニーズファン。

関ジャニ∞、NEWSはドームを埋めるだけの動員の目処がある程度たってからドーム公演が開催されました。

が、Hey!Say!JUMPは実力、人気が伴わないうちに大舞台を用意され、結局思うように芽が出ない状態。もちろん、Kis-my-Ft2も固定ファンはそれなりにいますが、せいぜい関東地方のアリーナクラスを埋められるレベル。過去のSMAPやTOKIOのように、小さな会場からは始めて、徐々に実力、人気を身につけて成長していけばいいのに、どうして先を急ぐんでしょうね? このままでは大舞台を用意してもらったのに空席祭り......結果、叩かれるのが目に見えてます」(同)

 また「KAT-TUNや嵐も震災の影響でドームコンサートを我慢したのに、なんでキスマイだけ?」という、先輩グループファンからのバッシングも起こっているという。

「まぁ、コンサートからイベントに変更した嵐はともかく、KAT-TUNの場合は東京ドームで行われる野球の試合日程がズレて、スケジュールが合わなくなったことが中止の原因なんですが......。そう言われても割り切れないのがファン心理ですよね」(ジャニーズに詳しい記者)

 昔はデビューが決まれば、バラ色の未来が待ち構えていたジャニーズだが、最近はなかなかうまくいかないようだ。しかし一方で、「Kis-my-Ft2の場合、SMAPを育てあげたスーパーマネージャー・I女史が面倒を見ているという説もある。

彼女が動く以上、さすがにHey!Say!JUMPのようにはならないのでは」(女性週刊誌紙記者)との声も。

 すでにデビューを果たしている上の世代がつかえているとはいえ、これからの時代のためにもフレッシュアイドルは必要。今後の彼らに期待したい。

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I女史の手腕に期待



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