7日発売の「週刊新潮」(新潮社)に、芸能界のドンに関する“恐喝トラブル”が報じられた。記事は、バーニングプロダクション周防郁雄社長の息子・彰悟氏が、元芸能プロ社長・A氏と都内ホテルのラウンジで話し合いをしているシーンから始まる。

彰悟氏はA氏から「なんで俺の預けた女の子を騙して強姦したりするんだ」「お父さんが裏で揉み消しやりよるという話も聞いているし」などと詰め寄られていたという。

 A氏は数年前に芸能プロを閉じており、現在は美術品販売などを手がける会社の会長に就任している。同誌によると、当時A氏の芸能プロに在籍した女性スタッフの数人は、彰悟氏が代表を務めるバーニング関連会社に引き取られたという。

 そして今年5月頃、移籍した女性スタッフが彰悟氏に関係を迫られたりレイプされたといった相談を、バーニング幹部に行っていたという。しかしある芸能プロ幹部によると、女性スタッフらの証言は作り話の可能性もあり、彰悟氏を恐喝する目的で、ついにはA氏まで引っ張り出してしまったのだとか。

「A氏も“芸能界の重鎮”と言っていい存在の人物。

この息子が巻き込まれたトラブルに“芸能界のドン”も頭を抱えてしまい、数千万円の解決金の支払いを決意したそうです。外部には知られたくない話のはずですが、この記事のネタ元は、実はバーニング関係者とみられているんです」(広告代理店幹部)

 社長の息子の不祥事が暴露されるとわかりながら、なぜバーニングは記事を揉み消すことをしなかったのだろうか。

「この一件を世間に広めることによって、ドンはこれ以上A氏が妙な行動を取らないように牽制したと言われています。記事では、業界内に広まりつつあった彰悟氏の“レイプ疑惑”も、見事に払拭されていますからね。対するA氏は『なんで話し合い中の写真まで撮られているんだ!』と激怒していたそうですよ。実際にホテルでの話し合いでは、A氏は彰悟氏を『恐喝』したというより『説教』をしていた。

それなのに、完全に悪者にされてしまったわけですから」(同)

「すでに4,000万円の解決金で手打ちとなった」という情報もあるが、少なくともこの一件に関しては、“痛み分け”という着地地点へと到達することとなった。こうなってしまった以上、真相は闇の中だが、やはり芸能界のドン、タダでは転ばないといったところか。

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どーん!



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