関ジャニ∞・渋谷すばるが、10月11~13日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されたライブイベント『テレビ朝日ドリームフェスティバル2014』に出演した。今夏はCDデビュー20周年を迎えたバンド・TOKIOが夏フェスに参戦したことが話題になったが、今回の渋谷も『ドリームフェスティバル』での生歌を絶賛する声が上がっている。
グループではメインボーカルを務めており、伸びやかな歌声が特徴的な渋谷。ライブイベントに単独で出演するのは今回が初めてだったが、ステージでは関ジャニ∞の「ズッコケ男道」「あおっぱな」をはじめ、ジャニーズの先輩・近藤真彦のヒット曲「愚か者」や、忌野清志郎がボーカルを務めたRCサクセションの名曲「スローバラード」ほか、計8曲を熱唱。ファンの間では、ザ・クロマニヨンズ・甲本ヒロトに傾倒するなど“アーティスト志向”が強いことで知られているが、ジャニーズに詳しくない音楽ファンには、渋谷のパフォーマンスが新鮮に映ったようだ。
「ネット上では、ジャニーズファンではなく他アーティスト目当てで参戦したとみられるお客さんが、すばるのことを『初めて聞いたけど歌うまい』『感動した』『いいもの見た』と、大絶賛しています。すばるの歌を聴いてグループにも興味を持ってくれたようで『関ジャニ∞のライブに行ってみたい』と、ツイートしている人や、一般のお客さんとすばるファンが意気投合したという書き込みもありました。熱唱した後は『ありがとう。関ジャニ∞っていうアイドルグループやってます。よろしく!』と挨拶してステージを後にしたそうで、歌のみで勝負したところに、すばるの男気を感じました。一般の方の好反応を見て、ファンとしても誇らしい気持ちになりましたね」(関ジャニ∞ファンの女性)
また、同日のライブに出演したゴールデンボンバー・歌広場淳も自身のブログで、渋谷について「もうずーっと歌声聴いていたかったもん。感動するってのはそういうことでしょ? すごかった!」と、称賛していた。
ファン以外の観客やプロも唸るほど圧巻のステージを見せた渋谷は、アイドル以外の活動でも評価が高まって来ている。今後は単独初主演映画『味園ユニバース』が2015年2月に公開予定で、映画の制作が発表された際には「この作品では、“関ジャニ∞の渋谷すばる”とは違う、新しい一面をお見せできる機会になると思います」と、コメントするほどの意気込みを見せていた。
プライベートでは、9月発売の「フライデー」(講談社)で、女性アイドルグループ・prediaの青山玲子との“合鍵同棲”が報じられ、多くのファンにショックを与えたばかりの渋谷。実力を認める声が上がっている今こそ、仕事一筋で邁進してもらいたい。