ジャニーズJr.内ユニット「MA」ことMusical Academyのメンバー・町田慎吾が「ジャニーズ事務所を退所したのではないか」と、ジャニーズファンの間で話題になっている。先日、公式携帯サイト・Johnny’s webの連載で退所を予兆させるような内容をつづり、一部ファンが不安視していたが、どうやらそれが現実になってしまったようだ。



 1994年に事務所に入り、99年の少年隊ミュージカル『PLAYZONE’99 Goodbye&Hello』で「MA」の一員となった町田。翌年には「もっとダンスをやりたい」として数カ月間事務所を辞めたものの復帰を果たし、MAは長らく町田、秋山純花剛史、屋良朝幸の4人で『PLAYZONE』などに出演。しかし、2008年に秋山が彼女とのラブラブ写真が流出したことをきっかけに事務所を去り、12年8月には、米花が退所。同時に公式サイトのプロフィールページなどからグループの表記が消え、MAは事実上の解散となった。

「米花は芸能界を引退し、神奈川県の『BooBoo Liv.~生ソーセージとお酒がおいしいお店~』というお店で働いています。KinKi Kids・堂本光一主演のミュージカル『Endless SHOCK』は米花の退所とともに町田の出演もなくなり、12年の公演が最後となりました。残るMAメンバーの屋良は『PLAYZONE』で若手を支える重要なポジションを任される一方、町田はここ2年ほど外部舞台への出演がメインに。昨年9月にはV6三宅健が出演した昼ドラ『ほっとけない魔女たち』(フジテレビ系)にゲストで登場しました」(ジャニーズに詳しい記者)

 大野智と同期で、「大町コンビ」と呼ばれていた2人。昨年、町田はJohnny’s webの連載「shingo→」でCDデビュー15周年を迎えた嵐を祝福し、10月16日の「入所記念日」には大野と連絡を取って「いつか二人で踊ろう」と約束したことを告白。大野について「月日が流れてもなんにも変わらない、のほほんとした心友」と表し、2人の絆の深さを感じさせる日記を更新していた。

 そして、2月22日付の連載では「また会う日まで」というタイトルで、大野と久しぶりに会ってお酒を飲んだことを報告。大野から「困ったら助けるし、一番応援してる」といった温かい言葉をかけてもらったことを明かしながら、「長いしあっという間だったな。
続けた事に胸を張れる」と、20年の年月を噛みしめるような内容を投稿。最後には「さとしさん」「よえばようほど」といった何気ない言葉をつづったが、最初の文字を“縦読み”すると「さようなら」というメッセージにも受け取れる文面になっていた。

 この意味深な日記にファンの間で「退所」がウワサされる中、翌週の連載が更新されないまま、3月5日の夜にはついに公式携帯サイトからプロフィールや連載が消滅。

「1月は『自分はこの先なにをしたいのか』を向き合う期間だったとも書いており、状況からみて2月末で事務所との契約が終了したようです。ジャニーズファンからは『町田くん辞めちゃったのショック』『また「SHOCK」に出てもらいたかった』『最後のブログが大野くんとのことだったのが泣ける』と、悲しみの声が続々と上がっています。同25日には『Endless SHOCK』での観劇談が上がっており、座長の堂本や関係者に“別れの挨拶”を済ませたのかもしれません」(同)

 また今後の活動については、「米花のように芸能界を離れるのではなく、俳優業や舞台関係の仕事を続けるのではないかという見方が強まっています」(同)という。事務所の方針なのか、最後の更新ではファンに退所の報告もできず、縦読みでファンに「さようなら」とメッセージを贈った町田。ジャニーズの一時代を支えた町田が、新天地でも活躍してくれることを祈るばかりだ。

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