百田尚樹の『殉愛』(幻冬舎)出版に端を発した一連の騒動だが、やしきたかじん未亡人のさくら夫人がまたまた動いた。『殉愛』の反証本として宝島社から出版された『殉愛の真実』に対し出版差し止めの仮処分申請を裁判所に申し立てた。

さらに「サンデー毎日」(毎日新聞社)など他メディアに対しても訴訟に持ち込むとの情報もある。すでにたかじんの元弟子や、知人を名誉毀損で訴えているさくら夫人だが、その矛先をメディアにも向けてきたということだ。今後の裁判の内容でどんな事実が飛び出すのか。要注目だ。

第261回(3/26~31発売号より)
1位「滝クリ 激アツ『密着男』は小澤征悦じゃなかった」(「女性セブン」4月9・16日合併号)
1.5位「滝川クリステル 『結婚はしたかったけど…』夢を阻んだ『恋人の父』!」(「女性自身」4月14日号)
2位「観月ありさ 『上原さくらさん!? 会ったことないの…』姑語った新旧『嫁の採点簿』!」(「女性自身」4月14日号)
3位「椿鬼奴 『7歳年下恋人芸人』秋田の母が困惑告白!『芸人やめて、早く帰ってこいと言ったのに――』」(「女性自身」4月14日号)

 25日付けの「スポーツニッポン」が報じた、滝川クリステルと小澤征悦の破局。しかし実はその翌日に発売された「セブン」でも、2人に関する仰天記事が掲載されていた。滝川があるシークレットパーティに2日続けて出席したが、そこに寄り添う男性は小澤ではなく長身のイケメン白人だったという。2人は密着度も激しく仲睦まじそうに見えたとか。しかし滝川と小澤は破局したわけではなく関係は続いているが、最近すれ違いが生じたと報じている。

 その翌日の「スポニチ」の破局スクープ。普通に考えれば「セブン」記事を事前に知り取材に走った末のスクープかとも思われるものだが、メディア業界ではよくあることなのでまあ仕方ない(笑)。「セブン」で破局は報じられなかったが、しかし頑張った。
貢献度は高い。だから1位。

 そして次点の「自身」では2人の破局の後追いとして滝川を直撃したのだが、見事に滝川のコメントをゲットしたのだ。その内容とさらに滝川の様子はあまりに興味深い。なにしろ記者の出現に「いえいえ、いいですよ」と滝川は笑顔で足を止め、きちんと応対し始めたというのだから。さすが日本を代表する“おもてなし”女性、メディアにもおもてなしの心を忘れない。

 そして滝川は小澤との破局の事実を認め、修羅場があったわけではなく話し合って別れたことを語っている。とはいえ、その詳細な理由を滝川自身は口にしていない。だが、「自身」記事には破局の仰天理由が指摘されていた。

 それは小澤の父であり“世界のオザワ”でもある小澤征爾が、2人の結婚に反対だったというちょっと驚きの事実だ。何が不満だ、小澤征爾! こっちも“世界のクリステル”だぞ! などとつい憤ってしまいたくなるが、小澤パパの論理としては慈善事業や仕事に没頭する滝川が息子の嫁としてきちんとやっていけるのか、と疑問に思ったことらしい。交際は認めるけど結婚はダメなんだと。


 はあ!? これが本当なら何とまあ時代錯誤というか、差別的というか。女性は夫の世話をして家庭を守っていればいいって!? バリバリ仕事をする女性は嫁と認めない!? 溜息しか出てこない79歳日本人男性の論理である。滝川が杏を蹴落としてゲットした小澤だったが、しかいろんな意味で征悦より滝川の方が上だと思うよ。こんな時代錯誤の舅が君臨する小澤家に嫁にいかなくてよかった。貴重な女性人材を失うことがなくて本当によかった。

 小澤と別れた杏も幸せみたいだし、これで滝川も誰かいい男性と電撃婚! などとなれば「小澤と別れると幸せになる」というジンクスまでできるかも。恋に仕事に慈善活動に、自由になった滝川の今後の活躍を期待したい。
 
 どうなんだろうな~と思ってたけど本当に結婚しちゃった観月ありさ。相手の青山光司が繰り広げた前妻・上原さくらとの泥沼離婚劇が記憶にあるからか、世間の多くは「大丈夫か? 心配」との声が寄せられるようだが、しかし姑となるお相手の光司ママは結婚に手放しで大賛成のようだ。「自身」では光司ママを直撃し、喜びのコメントを掲載している。

「素晴らしい女性」「とても素敵な方で、私たちも喜んでいる」「ずっとファンだった」「ご本人を目の前にしてポ~ッと舞い上がってしまった」

 手放しで大賛成、ウキウキでさえある光司ママ。しかし一方、前嫁に話が及ぶとその表情が曇ったらしい。
素直な人だ。よっぽど前嫁がダメだったのか。しかしママは意外なことを口にした。上原とは「会ったこともない」と。なるほど。観月を絶賛する一方、前嫁をそれとなく貶める。慈善家として知られ、地元テレビ局でレギュラー番組まで持つという光司ママ、メディアをよくわかっていらっしゃる。

 しかも、このママインタビュー自体が“フェラーリ王子”こと青山の仕込みなんじゃないかと勘ぐられるものだ。上原さくらとの離婚劇で、上原と青山はそれぞれマスコミを使って批判合戦を繰り広げた。これ以降、青山がリーク大好き男というのはメディアで広く知られるようになった。そして「自身」はその際、青山サイドに立って上原の浮気&ラブホ滞在をスクープした雑誌だ。今回の記事も“おめでた感”満載――まあ、今のところ新婚の2人はラブラブだけど、今後何かあったときが楽しみ。


 今週の「自身」は関係者への直撃コメント成功記事が多いが、こんなところにまで電話していた。それが椿鬼奴の婚約者・「グランジ」佐藤大(今まで知らなかった)の秋田のお母さまへの直撃電話。本人や関係者への直接取材はメディアの基本だが、ここまでやるのは珍しいし偉い。そして佐藤のお母さまは素朴で素敵だった。

 息子の婚約をニュースで知ったというお母さま。これを87歳の祖母に伝えると涙を流して喜んだという。いい話だ。一時は芽が出ない息子に「田舎に帰ってきなさい」とまで言ったというお母さまだが、やはり心配なのは、息子と鬼奴の収入格差。記事によれば佐藤の月収は10万円で借金もあるらしい。しかしお母さまは心配しながら、鬼奴のお母さんに挨拶もしなければと考えていて、鬼奴にも是非秋田に遊びにきてほしいと語っている。こんなお母さまが姑になる鬼奴。後はどう格差を乗り越えるか。
佐藤も頑張って稼げ。

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