保田圭、「結婚=勝ち組」を猛アピールも……安倍なつみへのくすぶるライバル心の正体

保田圭、「結婚=勝ち組」を猛アピールも……安倍なつみへのくすぶるライバル心の正体
       

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の芸能人>
「ライバル意識が強いんです」保田圭
しくじり先生 オレみたいになるな!』(テレビ朝日系、5月25日放送)

 ちょうど去年の今頃、保田圭の『美ブス婚 最下位娘。の婚活物語』(ワニブックス)のレビューを書いた。国民的アイドルグループ・モーニング娘。の一員でありながら、『うたばん』(TBS系)で、司会のとんねるず石橋貴明SMAP中居正広から、外見について執拗な「かわいがり」を受けているのが不憫だったので、結婚が決まってよかったと本を手に取ったが、読後感は決していいとは言えないものだった。「日本人でもトップ10に入るくらいブスといわれている」をはじめとする自虐は「そんなことないよ」待ちにしか感じられなかったし、モテ女子について「すごい」と持ち上げながらも、その一方で「金に汚い」「ずるい」と感じられるエピソードをはさむあたり、怨念に似たものを感じさせる。

 しかし、24日放送の『バナナマンの決断は金曜日 傑作選』(フジテレビ系)で、「同窓会」と称し、新旧のモー娘。メンバー(中澤裕子安倍なつみ、保田圭、吉澤ひとみ、小川真琴)が集まって食事をする様子に、保田の苦労が垣間見え、そうなるのも無理はないと思った。

 ここで保田は、あまり大切に扱われていない。まず後輩である吉澤に「ケメ(あだ名であるケメ子の略)」と呼び捨てにされている。保田は夫と一緒に風呂に入っていると夫婦円満アピールするが、中澤と安倍には「きゃ~」と顔を隠しながら笑われ、小川は「ヤダー」と叫ばれる。その様子は恥じらいというより、小バカにしているように感じられる。安倍は現在、妊活中の保田に対し、「あの圭ちゃんがねぇ」と発言するが、これまた頑張っている保田をバカにしている感じが漂う。ちなみに安倍は矢口の復帰会見について、笑いながら「泣いたね」と他人事のように発言していたが、安倍は中澤と後藤真希以外は、“下”に見ているようである。

 保田を“下”に見ているのは、安倍だけではない。『しくじり先生 オレみたいになるな!』(テレビ朝日系)で明かされたところによると、マネジャーに「一生しゃべるな」と怒られ、カメラマンには「そんなに使わないから」と撮影時間を短縮され、写真集を出せば、ほかのメンバーの撮影場所は海外なのに、保田だけ麻布十番と扱いが悪かったという。自分の立ち位置に悩み、1人部屋で泣く日々だったが、あるとき、取材で好きな食べ物を聞かれ、「白子と軟骨」とアイドルらしからぬ発言をしたところ、スタッフに大ウケしたことから、“笑われるキャラ”の道をまい進する覚悟を決めたそうだ。

 居場所のない少女が、自分の道を見つけるのは“いい話”であるはずだ。しかし、それがそう感じられないのは、保田のセンターへの執着があまりにも強いからである。いじられキャラが定着し、「これでセンターに」と意気込むが、やはりアイドルの王道は「かわいい子」であり、センターになることはできなかった。しかし、保田はそれを認めない。「キレイだから、アイドルではない。その人のおかげで誰かが笑顔になれば、アイドルである」「結婚で誰かの一番(センター)になれた」という保田の言葉からは、自分はアイドルとして役割を果たしている、そして、センターの安倍なつみが果たしていない結婚も達成したと暗に「勝利宣言」しているようにも感じる。

 「ライバル意識が強いんです」という発言は、保田が加入当時のモー娘。メンバーについて述べたものである。誰もがソロボーカリスト志望だったモー娘。メンバーにとって、グループ活動は不本意だったため、ライバル意識が強かったというが、メンバーに誰よりも強いライバル意識を持っていたのは、保田ではないだろうか。番組の終盤、保田は「一番目立っていたのは、安倍なつみと後藤真希ですが、今、教壇に立っている(番組に出ている)のは保田圭です」と発言したが、モー娘。を卒業した今も、勝ち負けにこだわっていることがうかがえる。

 恋愛において、フッた方よりフラれた方が相手に未練を持ちやすいのと同じように、人にライバル意識を抱くのは、勝っている側ではなく、負けている側である。世間には、いまだ「結婚して子どもがいる女性の方が、独身女性より“上”」という価値観が根強く存在し、保田もそう感じている節があるが、その点でいえば、保田は安倍に勝ったと思っているのだろう。しかし安倍は『バナナマンの決断は金曜日』で、結婚について「願望はあるが、今は目の前にある仕事に集中したい」「もし結婚が羨ましかったら、すればいいことだけのこと」と焦りはまったくないと語っていた。

 “勝者”の保田より、“敗者”の安倍の方が余裕を持っているように感じられるのはなぜだろう。勝負では勝っても、保田の思考回路が「負けていたモー娘。時代」とまったく同じだからではないだろうか。“勝つ”ことの最大のメリットは、勝負云々より、「やればできる」と自分を信じられるようになることだが、保田はモー娘。時代の“負ける”ことによって身につけた負け癖から抜けきれていない。どうせ自分なんかダメだという卑下と、でも絶対に負けるもんかという自己愛が絡み合い、結果、自分の思う結婚という“勝ち”を手に入れても、なんだか余裕がなく、自信が持てないというスパイラルに陥っているように見える。

 勝つこと、負けることは、ときの運もあるし、人生は長いのでいくらでも挽回は可能だが、一度ついた負け癖はそう簡単に消えることはない。勝ったと思っているはずなのに、どこかビクビク、ガツガツしている保田を見ると、胸に複雑なものが去来する。
(仁科友里)

※画像は『美ブス婚 最下位娘。の婚活物語』(ワニブックス)

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