広瀬すずが2日、ネット上で話題になっているTwitterの“裏アカウント”の存在を、自ら否定した。ジャニーズJr.とのLINE流出疑惑などの影響もあり、以前からうわさされていた広瀬の“裏アカ”の存在だが、結果的に広瀬がいかにネット上で嫌われているかが露呈してしまったようだ。



 問題のアカウントはすでに削除されているが、「澤ほまれがなんで結婚できんのかわかんないんだけど」「たかみなブサw」など、著名人をバカにするような発言が散見された。また、「広瀬すずは私自身じゃない」「だから悪口とか言われても痛くも痒くもないんだよ」といったツイートもあることから、広瀬の裏アカウントではという説が広まったようだ。

「広瀬はこのニュースについて『絶対に私ではありません』としていますが、そもそも本人が否定する前から『さすがにこれはニセモノだろう』といった声が出ていた。ここまで信ぴょう性が低い情報でさえ炎上してしまったのは、広瀬がそれだけネット上でアンチが多いという証拠でしょう」(芸能ライター)

 ブレーク以前から、ジャニーズJr.の宮近海斗神宮寺勇太との交際疑惑などから“アンチ”が多かった広瀬。決定打となったのは、6月放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)での“スタッフ軽視”発言だろう。本人はその後「いつもお世話になっているスタッフの方々に誤解を与えるような発言をしてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪しているが、これ以降、映画の出演が決まるだけで「降板してほしい」との声が上がるなど、バッシング対象になる事態に。

 しかし、ネット上での嫌われぶりとは裏腹に、同業者や制作関係者による広瀬の評価はすこぶる高いようだ。

「評価されているのは、一言で言うと“存在感”。演技面に関しては“そこそこ”とされていますが、物怖じしない性格や心の通った言動は、手ではダントツでしょう。また広瀬は、1月に連続ドラマ『学校のカイダン』(日本テレビ系)で初主演に抜擢されましたが、同ドラマの制作チームは、事務所の力やお付き合いによるキャスティングを極力避けることで知られています。広瀬は、こうした実力を買われてオファーを受けることが多いのも特徴です。これまでの出演作の制作陣を見るだけで、業界内での評価がいかに高いかがわかります」(制作会社スタッフ)

 だが、現在の広瀬は「ちょっとした発言もすぐさまバッシングされてしまうとあって、プロダクションからすればこんな恐ろしい話はない。
女優やタレント活動にしても、スポンサーから危険視されてしまえばオファーも出せなくなってしまいますから」(前出・関係者)というだけに、やはり危機的状況には間違いない。

 なお、広瀬本人や所属事務所も、ネット上での批判は全て把握しており、「気にしたら負け、というスタンスのようです」(同)という。バッシング対象からの脱却はまだまだ難しいかもしれないが、ネット評と業界評の足並みの揃わなさは、一体いつまで続くのだろうか?

※画像は広瀬すずオフィシャルブログより

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