SMAP・香取慎吾が主演で、女優・上野樹里がヒロインを務めた1月期ドラマ『家族ノカタチ』(TBS系)。香取にとってグループの解散騒動が勃発する中での撮影となり、一部週刊誌ではドラマの打ち上げで「正直、明日どうなるかわかりません。
同作では“結婚できない男”を等身大で演じた香取。騒動の時期とも重なり、これまでのドラマとはまた違った思い入れのある作品になったようだ。「週刊女性」(主婦と生活社、4月12日号)は、香取は打ち上げで「初めて終わってほしくないと思いました」と、撮影終了を惜しむとともに前述の“自殺”発言が飛び出したと伝えていた。
そして当の香取は、草なぎ剛とパーソナリティを務めるラジオ『SMAP POWER SPLASH』(bayfm78、4月17日放送)にて、ドラマの打ち上げの3次会で「カラオケに行った」と切り出し、「結構お酒も飲んでたのにさ、ADの子たちとかが盛り上がって歌ってる歌になかなか参加できなくて。“参加できない大人になってしまったんだな”と思って寂しかったな」と、若手スタッフのノリについていけなくなってしまった悲しみを率直に吐露。BIGBANGの「ガラガラ GO!!」で一同が大盛り上がりになっていたそうだが、「本当は入りたかったけど入れなかった」という。
共演者の中村アンと田中圭については「若々しいお酒の飲み方」だといい、「『イェーイ』みたいな。久々で楽しかったけどね。すげーパワフルだなと思って」と語り、上野と香取が話しているところにも「『イェーイ』とか来たら、樹里ちゃんが『今、話してるから!』みたいな(笑)」と、いなされていたという。
その夜はとても楽しかった様子で、香取は朝5時に3次会が終わって解散した後も、「帰りの車で、『あぁ~もう一軒、どっか行こうかって誘えばよかったな』と。
一方、上野も同じく17日放送のラジオ『柳原可奈子のワンダフルナイト』(ニッポン放送)に出演し、打ち上げの話に言及。2次会はチーム分けされた状態で“利きビール”、“利きコーヒー”などのゲームをやっていたため、上野いわく、その時点では「香取さんと一個も話してない」という状況だったとか。
午前0時をメドに「帰ろう」と思っていたところ周囲に引き止められ、そのままカラオケ館に流れたといい、香取と話すタイミングを探るものの、曲目はSMAP楽曲のオンパレードだったため、話す機会が見つからなかったという。
「『いつしゃべろうかな』(と思って)『じゃあ、もう帰ります』って言ったら、やっと『ちょっとしゃべろう』ってなって。で、帰ったんだけど。だから、あんまり話せないから、後日自分の家に呼んでパーティーしたんだけど」
と、語った。上野は同ラジオでドラマのスタッフを家に招いたエピソードを話していたため、前後の話の流れから香取もスタッフと共に訪れたと思ったファンからは「樹里ちゃんが『パーティーをした』って言ってたけど慎吾も?」と驚きの声が上がっている。
香取は芸能人との交流が少ない上、3日放送の『SMAP POWER SPLASH』でも「家にこもる友達」しかいないと話すなど、インドア派で知られているだけに、SMAPのファンからは「樹里ちゃんが『パーティーをした』って言ってたけど慎吾も? 社交的になってるの?」「樹里ちゃんのホームパーティーに行ったってなかなか珍しいことなんじゃ……? それだけ『家族ノカタチ』がよかったってことだよね」と、驚きの反応が上がっていた。
ファンも意外に感じるほど、今回のドラマが香取に与えた影響は大きかった模様。『家族ノカタチ』を通じて得た交流が、今後どう生きるのか楽しみだ。